尾崎衣良の作品

優しい毒薬(外面が良いにも程がある。)尾崎衣良 ネタバレ感想

2017年10月23日

「優しい毒薬」は、尾崎衣良作の短編集「外面が良いにも程がある。」に含まれている作品です。

重度の卵アレルギーの彼女に、わざと卵を食べさせるひどい彼氏。

ヒロインのことが好きな職場の男性が、彼女のために激怒して・・・

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優しい毒薬のあらすじ

 

カフェで働いている杏奈は、職場の調理担当である荒尾から彼氏・雅由の浮気証拠写真を見せられる。

彼氏の浮気、発覚。しかもこれが二回目。

普通なら修羅場になりそうなものだが、杏奈はつい強気にでれない。

 

杏奈の姉が「浮気なんて男の本能だし、責めたって相手が離れるだけだから逆効果」とアドバイスされたこともあって、彼の心変わりが怖い。

なお、杏奈の目に映る世界では、「どーでもいい人間」はブサイクな落書きに。好きな男は超イケメンに見えている。

 

本当は浮気されるなんて、嫌だ。そう思っていた矢先、重度の卵アレルギーである杏奈に雅由はわざと、卵入りハンバーグを食べさせる事故が起こった。

雅由は卵アレルギーなんて好き嫌いレベルでしょ、とケロリと告げる。

罪の意識すらない雅由。雅由がケラケラ笑うそばで、杏奈は青ざめていった。

 

杏奈にとって、卵を食べることは命にかかわる大事だったのだ。

病院にかつぎこまれ、入院する杏奈。

そこに荒尾がやってきて、「自分の彼女になにしてんだよ!」と雅由に詰め寄り・・・

 

優しい毒薬の登場人物

 

杏奈(あんな):カフェで働いている。重度の卵アレルギー。

雅由(まさよし):杏奈の彼氏。一度浮気した過去がある。

荒尾(あらお):職場の調理担当。口が悪いドS。

 

優しい毒薬の感想

 

重度の卵アレルギーの人に、ニヤニヤしながら卵食べさせるなんて、ひどい彼氏です。

「アレルギーは甘え」なんて、ね。

 

この彼氏は根っこから悪人ではないのでしょうが、とにかく自分に甘い男で、「彼女なら、何をしても許してくれるから」と、母親に甘えるかのようにとことん相手に甘えるタイプなんですね。

杏奈にとっては不幸な出来事でしたが、これがきっかけでひどい彼氏と別れて、本当に自分を大切にしてくれる男性と巡り合ってよかったですね。

 

杏奈の特殊な目(笑)尾崎衣良先生の絵の表現力が、すごくおもしろいです。

彼氏がどうでもいい人間だと思った途端に、不細工に(笑)

 

ラストでは、急に荒尾くんがイケメンに見えてきて・・・♡

たしかに、好きになった人ってかっこよく見えるものです。

 

なお、「優しい毒薬」は、「外面が良いにも程がある。」に入っている4番めの作品です。

外面が良いにも程がある。のネタバレ感想へ

 

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