尾崎衣良の作品

いたい にがい 少しあまい(外面が良いにも程がある。)ネタバレ

「いたい にがい 少しあまい」は、尾崎衣良作の短編集「外面が良いにも程がある。」に含まれている作品です。

二股男にふられてしまった傷心のヒロインが、新しい出会いで心癒されるお話。

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いたい にがい 少しあまいのキュンときた言葉

 

「居場所がわからないなら、おれのそばにいればいいだろ。泣くのも笑うのも、俺のそばでしろよ」

 

いたい にがい 少しあまいのあらすじ

 

幸せそうな新郎新婦を見つめながら、田代実鈴は会社の同僚たちから祝福される基山が、自分に視線を送ってくれることを期待していた。

新婦のお腹は大きく、マタニティーウェディング。

 

式の二次会を断って、実鈴は基山との2年間を思い出す。

マンションで同棲して、いつか結婚するとさえ思っていた彼に突然の別れを告げられた日もーーまさか二股をかけられていたとは知らなかったのだ。

 

二股の相手に子供ができたことを知って、基山はあっさりと実鈴を捨てた。

まるで、最初から存在していなかったかのように、翌日から無視されて。

 

行きつけのバーで、荒れた気持ちを発散させるように過ごしたあと、記憶が途切れていた。

気がつけば、自宅の部屋で鳥栖という、違う部署の男がいた。

 

鳥栖はバーでできあがっていた実鈴を連れ帰って、介抱してくれたわけで・・・なぜかその日から、鳥栖は実鈴にくっついて、家に入り浸るように。

彼に捨てられて弱っていた実鈴は、鳥栖と一緒にいることがなんとなく居心地よくなってきて・・・

 

いたい にがい 少しあまいの登場人物

 

田代実鈴(たしろみすず):OL。二股をかけられているとは知らず、基山とつきあい、捨てられた。

基山(きやま):同じ会社の同僚で、社内恋愛で実鈴と半同棲しており、2年間つきあっていた。

基山の妻(名無し):基山と大学時代から遠距離恋愛の末、結婚した。妊娠中。

鳥栖(とす):違う部署にいた顔見知り程度の社員。基山の結婚式で荒れた実鈴を部屋に送る。

 

いたい にがい 少しあまいの感想

 

「二股男、許せん!」というのが、この話の一番目の感想ですね。

そもそも、なんでこういう男にだまされてしまったのかなあ、と。2年も彼の不実に気づけなかったというのが信じられません。

 

彼に裏切られ、だまされて結婚式にまで出席しなければならなかったヒロインの胸中を思うと、いくら漫画でもズキズキ。

でも、鳥栖という面倒見のいい、やさしい男が実鈴の前に現れて、彼女の中に残っていた基山の面影をすっかり消し去ってくれて本当によかったです。

 

基山みたいな男なんか、宇宙の果てまでふっとんでいけー!という感じですよ。

ラスト近くで鳥栖が基山の胸ぐらつかんでくれたのには、スカッとしました。

 

なお、「いたい にがい 少しあまい」は、「外面が良いにも程がある。」に入っている3番めの作品です。

4話目の感想

優しい毒薬(外面が良いにも程がある収録)ネタバレへ

 

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