おばさんSNS中毒

「いじけ女のオフィス日記」(おばさんSNS中毒)ネタバレ感想

2018年6月11日

宮崎明子先生の漫画「いじけ女のオフィス日記(おばさんSNS中毒 収録作)」は、表面だけ謙遜して好かれ、裏でさんざん会社の人たちをバカにするブログを綴っていたこわ〜いOLの物語です。

「わたし、地味でイケてないし」と控えめアピしつつ、職場のオジサマたちに「癒し系」と仕事のできなさをかばわれていたその裏で「チョロイ親父w」と本心をネットでぶちまけ・・・

 

こちらではお話のあらすじと感想をご案内します。

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「いじけ女のオフィス日記」のあらすじ

 

契約社員で古株の吉永は、新しい派遣社員・七瀬千鶴を職場のひとたちに引き合わせていた。

仕事はトロくて即戦力からは程遠いものの、おとなしくて素直そうには見えた。

 

「わたしかわいくなんか・・・」と、自分を卑下してお茶くみに専念し、男性社員たちからの評判は「女子力がある」と上々だった。

 

だが、やり手の女主任・東城にとって「女の子」だからと仕事ができないことに手心を加えるような空気が社内に流れるのは我慢ならなかった。

「女」であっても能力で仕事を評価されるよう、せっかく自分ががんばってきたからだ。

 

「わたしなんか、仕事もできないしブスで地味だし」と、涙をこぼしてみんなからの同情を集める千鶴。

 

しかし、彼女の「うさんくささ」に気づき始めた女性社員たちがいて・・・

 

「いじけ女のオフィス日記」の感想

 

うわあ、ドン引き(笑)

いわゆる「謙遜パフォーマンス」によって、自分を徹底的に卑下することで男性社員たちの庇護欲をかきたてて、社内での地位を築こうとしていたOLの話なんですが。

 

さらにネットで「オヤジの転がし方、ちょろすぎで笑っちゃう!」と、自分をかばってくれていた男性社員たちをバカにしまくっていたという、なんともはやな醜い本音をさらしていたわけです。

 

まあ、この漫画に登場する親父さんたちも、デキる女主任に対して敵愾心をもっていて「女のくせに」と、足を引っ張る機会をうかがっていたりしていたので、どいつもこいつもえげつないなー。

 

女は陰険だって言うけど、仕事となると男性も結構インケンなところがありますよね。

男女関係なく、嫌な奴は嫌な奴ってことでしょうか。

 

それにしても、リアルのことをブログなどSNSで書いちゃうってのは禁物です。

会社の出来事なら、なおさら。下手したら、人生詰んじゃいますから・・・。

 

千鶴はネット上で、『会社のオヤジどもをアタシの女子力と転がしスキルでうまくあしらってやったわー』的な自慢をしていましたけれども、本名そのまま使ってるし、これはアカンやつ。

日々のうっぷんや愚痴を、せめてネットの中だけでも吐き出したい、という気持ちであればわかりますけれども、誰もがアクセスできてしまう環境でやっちゃうとえらい目に合うものです。

 

最後のほうで、仕事をずっとがんばってきた女主任が、千鶴の策略のおかげで逆に「有能なすごい人」だと周囲に見直されていて、頑張りが報われてよかったなーとホッとしました。

『女子力でできるだけ仕事をサボりたい女』と、『女性の地位をあげるために率先して仕事を頑張る女』の対比がうまく描かれており、オフィスの中の小さな事件として読ませる内容でした。

 

「わたしなんて、全然ダメで」と泣くいじけ女。

どこぞへ去って、今もどこかのオフィスへ派遣されているかもしれませんから、ご用心・・・!

 

※この作品は短編漫画集の「おばさんSNS中毒」収録作です。

 

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