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深夜のダメ恋図鑑 4巻ネタバレ 瀬戸石夫妻が諒にDQN返し!

2018年7月15日

尾崎衣良先生の「深夜のダメ恋図鑑」最新刊となる4巻では、彼女に母親の役割を押し付けるダメ男・諒のその後の末路と、諒に家に転がり込まれた瀬戸石夫妻によるDQN返しが描かれています。

まさに、ダメアホ男 VS DQN夫婦の対決!

 

さらに、タラレバのオマージュ?と思わせる、飲み屋でいきなり他人の会話に乱入&説教かましてくる何様上から目線男・市来が初登場!

ケラケラ笑いながら「あるある〜」と読める、ダメンズ談義が盛りだくさんです。

 

こちらでは、市来エピソードと諒のだめっぷりな末路を中心にあらすじと感想をご案内します。

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「深夜のダメ恋図鑑」4巻のネタバレ

ダメ男・諒 VS 瀬戸石夫妻

 

佐和子と別れたあとも、ひとりでアパートに住みつづけた諒。

払えない家賃、止まらない督促電話、誰も作ってくれないメシ、洗ってもらえない汚れ物、どんどん溜まっていくゴミ袋で埋まる部屋・・・

 

30になる前に女は結婚したがる。だから、そろそろ迎えに行ってやろう。(そして俺の面倒を見させてあげよう)

 

そう決意した諒は、とりあえず家賃督促から逃げるために友人の瀬戸石夫妻の家に転がり込んだ。

が、家では昼間から何もせずに飲んで食べてごろ寝して、起きていればゲームして周辺を散らかし、当たり前のように「洗濯しておいて」と瀬戸石妻に命じる諒。

 

専業主婦のオマエが飯つくるのは、当たり前。

佐和子は働きながら、家事も料理も完璧だった、とあてこする諒。

 

「専業主婦じゃん」と、何もしてないから忙しいわけないだろ(俺の面倒見る暇がたっぷりあるだろ)

と、おんぶにだっこで全力で寄りかかってくるダメ男に、とうとう瀬戸石妻もキレる。

 

で・て・い・け・よーーーー!

キレまくっている瀬戸石妻に、それでもゴチョゴチョと反論する諒は、瀬戸石息子に階段から突き落とされ・・・

 

タラレバのオマージュ?上から目線な何様男・市来

 

大学時代の友人とオシャレレストランで近況を報告しあっていた円。

変な男にばかり好かれ、ストーカーだの既婚者だのと運がない、と愚痴っていた円にうしろの席にいた男・市来が突然会話に入ってきた。

 

そんなにダメンズばっか引き寄せるのは、自分に原因あるだろ、と。

男の悪口ばっか言ってるからモテないんだ、男のせいにして変わろうとしないから彼氏ができないんだ、とつぎつぎにダメ出し説教をペラペラ語り始める。

 

「ぐうの音もでない? 笑」

と、論破した気になっている市来に、円のとった「反撃」とは・・・?

 

「深夜のダメ恋図鑑」4巻の感想

 

あのDQNな瀬戸石夫妻すらあきれるダメ男、諒のその後が描かれていた今回。

 

もーなんかね、ホントにあきれて「かかわらないのが一番」と思える男。

無理に泊めてもらったうえにお金も払わず食事にケチつけ、一日中、ゴロゴロ寝てるかゲームするかで我が物顔で自宅に居座るダメ男なんて、想像しただけでぞわ〜〜っとします。

 

しかも、たった数日で脱ぎ散らかした服やらお菓子袋やらで汚れまくり。

注意しても常に「何様?」な態度で、腹が立つったら。

 

まともな人間だったら一緒にいるだけで頭がおかしくなりそうな諒なんですが、そこはさすが同系統のDQNな瀬戸石夫妻です。

 

「子供がしたことだから」と、見事なDQN返し(笑)

で、とうとう瀬戸石夫妻にすら頼れないと思った諒がすがりつくのは佐和子しかいないわけでなんですが、(こんな何から何まで面倒見て尽くしてくれる存在はたしかにいないわー)佐和子はとっくのとうに諒のことは頭から存在を消してしまっています。

 

どこまで行っても「反省」という言葉が出てこない諒を見ていると、わかりやすいDV男よりもよっぽど怖いです。

すべて自分の都合のいいように解釈するので、会話ができないし。

 

妖怪子泣きじじいみたいに、背中に一度乗っかったら二度と離れないゾ、的な怖さ。

最後まで、自分の何が悪いのかまったくわかってませんでしたし。

 

あともっと怖いのは「彼女は俺を愛しているに決っている」と思い込んで、自分さえ折れて迎えに行けば、以前のように上げ膳据え膳生活でどこまでも面倒みてくれると思っているあたりがホラーです。

金くれ、飯、身の回りの世話は女がするもの、とナチュラルに思っているダメンズ妖怪って、新たな都市伝説になりそう。

 

で、佐和子に対して市来(市来はじつは諒の友人だった、というつながりがある)が「あんたはダメンズメーカー」「無責任にダメンズを放流」と言いがかりをつけてくるんですけれども、えーと、そのひとの母親じゃないんですから、って話であって。

 

もともとダメンズに育った製造責任を、彼女に転嫁されても困りますよー。

諒のお母ちゃんに言ってやって?って感じでした。

 

こういうダメンズってきっと、彼女のことを母親代わりに思っていて、何をしてもどんな酷い扱いをしても「母親のように自分を無償の愛で包んでくれる」って信じてるからこそ、どこまでも食いついてくるのかなあと。

なんにしても、佐和子が一片の情を見せずに諒に対してズバッと切り捨てたのを見て本当に良かった、と感じました。あれが正しい対応。

 

諒みたいなダメンズ、「漫画だから大げさに描いているんでしょ?」と思うひとは、今までダメンズに遭遇することなく、素敵な男性しかみたことがない運のいいひとです。

このだらしのなさ、話通じないうえに女に世話させておきながらエラそうにするタイプって、案外いるんですよ・・・本人は「僕はちゃんとしてるし家庭的」と否定しますけどね。

 

ダメ男・諒がやっと片付いてスッキリーって思ったら、今度はニューキャラ・市来が出てきたのですが。

諒の友人なだけあって、どっかズレているっていうか、関わりたくない系な上から目線男です。

 

「ナニモノ?」って雰囲気で、いきなりエラソーな態度で説教かましてくるやつで、「誰?」と当然ながら円も戸惑っていました。

「俺、今すごくイイコト言っている!」っていうナルシー入ってるし、あとタラレバでもそうだけど、こういうひとって、強面なおじさんにも同じように突然説教できんのかって思うんですよねー。

中年になったら、会社の若い女子社員に絡んで説教おじさんになりそうなタイプ。

 

女子たちは言葉で反論するくらいだから怖くないし、安心して講釈たれてるんでしょーけど、ヤンキー兄ちゃんだったら「あ? 表出ろやテメー」って胸ぐらつかまれる展開になるだろうから何も言えないんでしょ?

強気に出れる相手かどうか人見て説教してるあたり、ちっちぇー野郎だなあって。この点も、ちゃんと円につつかれてましたけど。

 

そのうえ、論理で円に勝てそうになくなると「だからかわいくない女なんだ」と論点ずらして人格攻撃してくる時点で、論客として終わってるわけで、最初からつっかかってくんなと。

 

「かわいそうだぐぅ〜」と、(市来の「ぐうの音」発言をもじって)円がユーモア含めてからかっていて爆笑しました。

この手の話って結局は平行線になるし険悪ムードになるから、最後はユーモアで締めときましょうってのがいいね。

 

ほかにも印象的なエピソードがたくさんあるんですけど、あと笑えたのが「ネット弁慶男」で、ツイッターで「女はピーチクパーチク」と悪口言ってたから、ラインの返答は全部ピーチクパーチクにしちゃおうか、と想像する円が面白かったです。

ほんとに全部「ピーチクパーチク」で返信しちゃえばよかったのに(笑)

 

ダメンズって、いろんなタイプがいるけど基本的に「話通じない」っていう共通点を感じました。

男性が正論言ってるつもりなんだけど、ぜんぶズレてて「頭のいいお馬鹿さん」と佐和子がズバッと言ってて納得。

 

ここまでこんがらがってくると、男女って無理して恋愛する必要ないんじゃないのかしら?

3人のヒロインはむしろ、男ナシのほうが足引っ張る存在がいなくて幸せに生きていけるんじゃ・・・

 

ダメンズばかりじゃないだろうけど、男と女の間はやはり理解しあえない大きな壁にはばまれています。

 

お互いに、関わんないのがベスト。って結論になりそう。

 

それでも人は恋をしてしまう。だから、ダメ恋図鑑が必要なの・・・

 

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