ヒューマン漫画

サイソウラヴァーズ 最終回のネタバレ感想 江唯みじ子

2018年1月6日

江唯みじ子先生の漫画「サイソウラヴァ-ズ」最終回では、未来からやってきた雪也とともに、最悪の結末を避けるために、「感情的になりやすい自分」を変えようと努力した蓮が「運命の日」を乗り越えます。

未来へつながる分岐点を変えてきたふたりの努力は実るのか!?

そして、雪也が明かさなかった秘密があきらかにされます。

スポンサーリンク

サイソウラヴァ-ズ最終回のネタバレ

 

「娘を失う」という最悪の事件が起こる12月14日。

蓮と雪也は未来は変えられる、と信じながらお互いの夫婦の絆も少しずつ、取り戻そうとしていました。

「運命の日」を乗り越えホッとしたはずが、雪也はじつは「ある代償」を払って未来へやってきたことを聞かされ・・・

乗り越えられた運命の日とその代償

助かったはずが、雪也が・・・

今日さえ無事に過ごせれば、雪也が告げたあの悲劇は訪れないはず、と警戒しながら一日を過ごすふたり。

ところが、娘の海が高熱をだし、どうしても病院へ連れていなかければならなくなる。

「何が起こるのか」わかっているはずなのに、とイライラがおさまらない蓮だったがギリギリのところで自分を抑え、乗り越えることができた。

 

助かった! この日さえ過ぎ去ってしまえば、危機は消えて今までどおりの「家族」でいられるはず。

それなのに、なぜか雪也の顔は浮かない。

それは・・・雪也がかつて「一度目」のときに絶望の中で神に願いを叶えてもらうために、ある代償を支払ったからだった。

 

サイソウラヴァ-ズ最終回の考察

 

不幸な結末を変えるために、未来から過去へ飛んだ雪也でしたが、世界の因果律を変えるほどの大きな願いにはそれなりの代償がともなっていました。

雪也の願いを叶えたのは「神」かどうかすらわかりませんが、雪也自身は「代償」が必要だと認識しており、願いが叶った結果としてそれを支払わなければならないと固く信じていました。

 

雪也を失いたくない蓮は、必死に止めようとしてなんとかなったわけで、タイムリープの奇跡についてはうやむやに。

未来を変えられたキーポイントは、蓮が「自分の激しやすい性格」を改められたことで、性格が変わると運命を変えられるものなんだと改めて印象づけられました。

 

サイソウラヴァ-ズ最終回の感想

 

結果として起こったのは「奇跡」。

ご都合主義、といえばそれまでですが、ハッピーエンドが好きなのでこれで良かったよなあ、と思います。

 

サイソウラヴァ-ズ初期の雪也の責めっぷりを見ていると、蓮がきっと娘を虐待でもしてたのかなと思えたのですが、実際には事故が原因であって、育児中のお母さんのイライラ自体はみんながとおることなので、それほど悪いお母さんじゃないよなあと。

雪也があんなに蓮に対して憎しみをぶつけたのは、理不尽じゃないかと思えなくもないですが、悲劇の原因について怒りをぶつける相手が蓮しかいなかったんでしょうね。

 

蓮に対する愛情も失ったかのように見えていた雪也でしたが、家族を深く愛していたがゆえの怒り、憎しみであって、ラストではいいパパ、良き旦那になっていた様子なので安心しました。

SFタイムリープ、という設定だけじゃなく、「壊れた家族の修復」というテーマがこの作品から深く伝わってきて、普段SF系漫画を読まない人でもすんなりお話に入っていけます。

 

もうひとつのテーマは、「感情のコントロール」でヒロインである蓮がいかに自分自身をコントロールできるのか、自分を変えられるのかという点が未来を変えていくというところが面白かったです。

全5巻で完結しているので量もちょうどよく、まとまったストーリーなので満足できました。

 

>>「サイソウラヴァ-ズ」試し読み

 

 

 

当サイトのまとめサイトへの転載・リライトは禁止です。

 

Copyright© 漫画ネタバレまとめブログ , 2020 All Rights Reserved.