プロミス・シンデレラ

プロミス・シンデレラ(漫画)2巻のネタバレ感想 橘オレコ

2018年5月13日

ホームレス主婦になってしまった早梅を拾ってくれた、金持ち男子高生・壱成。

それは好意というよりも暇をもてあました「退屈しのぎの道楽」で、条件として奇妙な「リアル人生ゲーム」を押し付けてきます。

 

橘オレコ先生の漫画「プロミス・シンデレラ」2巻(分冊版)のあらすじと感想をご案内いたします。

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「プロミス・シンデレラ」2巻のネタバレ

 

壱成に促されるまま、警戒しながらも彼の屋敷へついていく早梅。

運転手つきの高級車に、和風のどでかいお屋敷。

 

行くあてのない早梅に「宿」を提供するかわりに、壱成は「ゲーム」を提示してきた。

内容は「街で逆ナン成功」「コンビニで万引き」など、人をバカにしたもので、鉛筆転がしでリアル人生ゲームをしろ、というのだ。

 

冗談じゃない、と出ていこうとした早梅だったが、高価な掛け軸を汚してしまい・・・

 

「プロミス・シンデレラ」の感想

 

金持ちのボンボンの暇つぶしのお遊びに、つきあわされることになってしまう早梅。

今回、壱成のバックグラウンドやどんな生活をしている子なのか、だいぶわかりました。

 

「じいや」みたいな雰囲気の初老のおじいちゃん(吉寅さん)が運転手として付き添っており、だだっ広い大きなお屋敷に両親はおらず、彼とじいやさんだけ。

 

壱成が持ち出した「ゲーム」はアホらしい内容でしたが、それぞれ「クリア」すると報酬として10万単位の金が与えられる。

たかが遊びで、こんな大金をポンとだせちゃう身分。

 

湯水のようにお金を使える経済力をもつ、一人暮らしの高校生・・・

親が政治家あるいは財界の大物などで、表に出せないおめかけさんの子なのかな?などと、想像を巡らせてしまいました。謎のある男の子です。

 

でも、コメディテイストな部分もあるんですよね。

途中、カレーライスをめぐって追いかけっこするふたりが、のだめチックな雰囲気で笑えました。

 

壱成はふざけてはいるんですけれども、時折、氷のように冷たい表情をすることもあって「人間裏切るなんて一瞬」と真理をついたことを言い放ったりします。

その言葉で、早梅は信じていた夫に「一瞬で」裏切られ、結婚という紙切れ一枚の契約書にすがっていた自分に気づいてしまうんですね。

 

高校生でこんな深いことが言える壱成は、どこかで手ひどい「裏切り」に直面してきたんだろうなあ、と。

 

「結婚」って、しばしば女性にとっては「人生のゴール」にたとえられたりしますけれども、それで「永遠の幸せ」が約束されたと思いこむのは「幻想」でしかないのかも。

結婚はしょせん「婚姻届を役所に提出」しただけの「契約」であって、それで一生の信頼や永遠の愛を約束させて相手を縛り付けることができるかと言えば違います。

 

「信じたい」と思っていたものが、現実で「いつ消えるかわからない不確かなもの」だと突きつけられるって、かなり厳しいです。

 

何もかも失った早梅にはもとより、選択肢はありませんから。

壱成の「ゲーム」に乗るしかないんですけれども・・・

 

3巻へつづく!

 

プロミス・シンデレラ3巻のネタバレへ

 

 

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