ホラー・サスペンス漫画

霊能師が教えるお墓マニュアル(音羽マリア)ネタバレ感想

2018年1月28日

漫画「霊能師が教えるお墓マニュアル~霊能師・音羽マリアの浄霊ファイル~(ひわときこ作画)」は、怖い話系コミックの「音羽マリアシリーズ」で有名な霊能師・音羽マリアさんによる実話をコミック化した物語です。

今回のテーマは、霊能師の視点から見た「お墓」に関するお話で、どのように供養すべきか、そして亡くなった方たちが「お墓」をどんな形で必要としているのか、など一般人にはうかがいしれない世界を垣間見られる内容になっています。

 

誰もがいずれば考えなければならない「お墓問題」に、マリアさんの親身でやさしいアドバイスが心に響く一冊です。

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「霊能師が教えるお墓マニュアル」ネタバレダイジェスト

 

この漫画はマリアさんが霊視した相談者たちのお話をもとに、各話読み切りで5話が収録されています。

「お墓」に関するお話は第一話の「彷徨う墓標」で語られています。そのほか、各話をダイジェストでご紹介致しますね。

 

第1話「彷徨う墓標」

 

霊能師として「お墓」問題に関わることも多い音羽マリアさん。長く繁栄する家に共通しているのは、問題が起こってから対処するのではなく、日頃からプロの手を借りてしっかり供養されていること。海外暮らしの金持ちゴージャスな婦人が新しい墓を建てたものの、そばにはみすぼらしいおばあちゃんの霊が・・・

 

第2話「終の棲み家」

 

マリアさんの友人・詠子さんの義理の父がガンになり、余命いくばくもない状況。温厚で素敵なお父様だったのに、病気をさかいに時代劇がかった奇妙な言動を繰り返すようになり、詠子さんからSOSが入る。家の中にはびっしりと、大勢の侍の霊が・・・

 

第3話「あの日僕は消えた」

 

亡くなった方への「供養」を考える物語。仕事で知り合ったモデルのユリカさんの彼氏・たなっちはお笑い芸人を目指していた。芸人としてとても芽が出そうにもないタイプだったが、「僕は呪われている」とある日、マリアさんに相談してきて・・・

 

第4話「重ねる波」

 

男運の悪いシングルマザーの相談。除霊ではなく「浄霊」。マリアさんは霊たちを浄化するのが仕事ですが、中には話が通じず悪意のかたまりになってしまった「悪霊」も存在する。そんな悪霊に対しては「浄霊」ではなく、存在自体を滅する対応も・・・

 

第5話「あの城が陥ちるまで」

 

浄化されないままの、恐怖の古戦場にあった病院に入院していた、相談者の母親。ありえない大ミスが続く病院から転院させたくても、母の言動がおかしくなり手がつけられない。マリアさんでさえ、足がすくむようなブラックホール状態の病院から、どのように救出すればいいのか。

 

今どきの霊界お墓事情を知りたいひとにおすすめ

 

あなたの知らない世界・・・お墓、というとお坊さんに供養を頼んでおけばOK、と思いがちですが、亡くなった方たちが本当のところはどう思っているのかわかりませんよね。

最近は昔と違って、墓にこだわらない人も多くなってきたし「散骨」なんていう手段もあります。

経済的な事情から、合葬墓を選ばれる人もいるでしょうし、誰もが立派な大きなお墓を建てられるわけでもありません。

 

霊的な目で見ればどうするべきなんだろう、あるいは亡くなった方たちはどうしてもらいたいんだろう。

そんなふうに思っている方に読んでもらいたい一冊。

 

マリアさんの優しい語り口で、今の日本に合った故人に対する向き合い方が丁寧に描かれています。

お墓自体はもちろん粗末に扱うものではありませんが、一番大切なのは故人を思う気持ち。

 

供養というのは、生きているものたちが亡くなった方たちのことを忘れずにいることなのだとよくわかります。

5話が収録されていますが、実質お墓の詳しい話は一話目に入っています。

 

「霊能師が教えるお墓マニュアル」の感想

 

まだまだお墓に入るには遠い現役世代ですが、両親が高齢になってくると考えずにはいられないお墓問題。

縁起でもない・・・と、つい避けがちなお話ではあるのですが、実際に何かあってからあたふたと慌てて考えるよりも、じっくりどうしたらいいのか考えたい大事なお話です。

霊能者でなければわからないことが作中で語られており、「へえ、亡くなった方ってこういうふうに思っているんだ」と、参考になることがたくさんありました。

 

自分は海に散骨でいいかなあ、と思ってはいるのですが、意外に「骨」って執着するものなんですかね。

こればっかりは「あちら側」に行ってみないと、わからないかも。

 

他に収録されていたお話の中でジーンときたのは、第3話「あの日僕は消えた」ですね。

友人が亡くなった原因は自分にある、と信じて彼の代わりに生きようとしていた「たなっち」の苦しみが、マリアさんのおかげで解放され、本当は友人は恨んでなんかいなくてずっと守っていてくれた、という感動のお話でした。

もう話ができない故人との橋渡しができる霊能師という役割を果たしてくれる、音羽マリアさんという存在が本当にありがたいもの。

 

ほん怖の玲子さん、みっちゃんシリーズや、毒舌霊能者の斎さんの漫画も最高に面白いですが、音羽マリアシリーズでは「癒やし」を感じますね。

マリアさんの癒やし系な雰囲気が作品から伝わってきて、ファンがどんどん増えていきそう♡

 

おどろおどろしいのが苦手な方でも、安心して読めるお話ですよ〜。

 

 

 

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