ヒューマン漫画

オンナ37歳 たやすくないのよ、人生は(漫画)ネタバレ感想

2018年10月2日

37歳になった主婦が、20年ぶりの同窓会で友人たちと再会し「中年女の現実」を知る。

みなみなつみ先生の漫画「オンナ37歳 たやすくないのよ、人生は」は、中年を迎えた女たちが、それぞれ学生時代に描いていた夢とは違う人生を歩んでそのギャップに苦しみつつも向き合うお話です。

 

こちらでは第一巻のあらすじと感想をご案内します。

スポンサーリンク

「オンナ37歳 たやすくないのよ、人生は」のあらすじ

 

主婦歴15年の馬場茜は、夫と娘と息子、そして姑と暮らしていた。

平凡な幸せ、と言えても遊び回る姑に、家事を手伝おうとしない子供たち、我関せずの夫で、家の中の雑事に追われる日々。

 

ある日、高校の同窓会の知らせが来て、仲が良かった4人の同級生たちだけ連絡がとれないと幹事から愚痴られた。

ちょうど家族に束縛された日常にストレスが溜まっていた茜は「1週間のお暇」をもらうと宣言し、4人を訪ねる旅に出た。

 

だが、久しぶりに会った友人たちは、昔とはすっかり変わっていて・・・

 

茜の友人たち・登場人物の紹介

 

高校時代、仲が良くてつるんでいた茜の4人の友人たち。

 

陽気でスラリとした体のよう子、華やかで気の強い万莉、お嬢様な雰囲気のやさしい百合香、クールで知的な綾乃。

20年の時を経て、再会した旧友たちは「昔のまま」ではありませんでした。

 

明るいムードメーカーだったよう子は結婚して双子の母になり、単身赴任の夫の留守のストレスで激太りして見る影もない。

青年実業家と結婚した万莉は夫の事業のために、無理してハイソな連中に合わせた窮屈な生活を送っていた。

清楚なお嬢様だった百合香は、姑の介護生活でくたびれたおばさんに・・・

 

時の流れは無情、と思えるほどに変わった友人たちを見た、茜の衝撃がひどくリアルです。

 

「オンナ37歳 たやすくないのよ、人生は」の感想

 

若い頃はあの人が好き、結婚してそろそろ幸せになりたい、と夢見がちなものですが。

37歳という年齢は、すでに夫も子供もいて「将来」を描くような年ではありません。

 

むしろ、昔を振り返って「あの頃は、こんな人生を送るとは想像もしていなかった」と、昔の自分を思い返して懐かしむ年齢。

 

この漫画のヒロイン・茜は「ささやかな幸せ」を手に入れた主婦で、大きな不満はないけれども、あまりに変化のない日常に退屈さを感じていました。

 

「同窓会」という、格好のイベントがやってきて、高校時代に好きだった「田辺くん」という憧れのイケメンとの再会に胸をときめかせたり、なつかしい級友たちに会いに行ったりと「過去」をめぐる旅に出ます。

 

大人になってから昔の友達に会う、というのは自分が立派な人間になっていなければ気恥ずかしいもので、よう子のように激太りしてしまったら確かに同窓会なんて行きたくなくなりますよねぇ・・・

 

女性の場合とくに、結婚相手の男性のステータスによって変わりますから、経済力が違うとおつきあいも難しくなるし。

 

少女のころは「結婚したらバラ色の人生」ばかり夢見ちゃいますけれども、実際は旦那の両親のW介護で地獄の人生が待っていたり、口うるさい姑と同居で自由にならない時間にイライラする生活だったり、と現実と理想の違いに苦しむもの。

 

大人になればなるほど、不自由で夢に描いていた人生からほど遠くなっていったりする、それが中年期の女性の悩みなのかもしれません。

 

『不満はないはずなのに、なにか物足りない』

と感じているヒロインと同年代の女性に読んでもらいたい作品です。

 

 

 

当サイトのまとめサイトへの転載・リライトは禁止です。

 

Copyright© 漫画ネタバレまとめブログ , 2020 All Rights Reserved.