凪のお暇

凪のお暇 4巻のネタバレ感想 ゴンからの自立を果たす凪!!

2018年7月13日

コナリミサト先生の漫画「凪のお暇」4巻! 単行本を待っていて良かったー!!ってなる充実の内容でした。

いじめる慎二から凪を守るために「シャーッ」と猫のように威嚇するうららちゃん、マジ天使。

 

失われつつあった「お暇生活」と自分自身を取り戻すために、海へ。

エナジーバンパイアのようなゴンの魅力にハマり、干からびた凪が自力でこいだチャリンコで海へたどりつき「浄化」「自立」を果たします。

スポンサーリンク

「凪のお暇」4巻のネタバレ

 

ゴン中毒になり、ゾンビのように干からびた凪を見て「おまえは絶対変われない」と再び呪いの言葉を吐く慎二。

凪ちゃんをいじめるな!と、飛び出してきたうららちゃんにかばわれたことがきっかけで「自分はおかしい」とようやく凪は気がつく。

 

大好きだった「お暇生活」から失われていたゆとり・・・うららちゃんと遊ぶ楽しい毎日、ささやかでも最高においしかったおやつづくり。

あったかいお風呂にゆっくりつかること。

 

「ゴンと一緒にいると空気がおいしい」

けれど、ゴンがいない時間はそのかわり「ゼロ」になっていた自分。

 

海を見せてくれたゴンへの想いを断ち切るために、凪は自転車に乗って自分だけの力で「海」を目指す。

 

うららちゃんの凪への友情に超感動(猫威嚇)

 

うららちゃん、なんていい子なの。かわいすぎ!

ってなるほど感動した第4巻。

 

モラハラ慎二が、ゴンと凪の仲に嫉妬して、凪をディスりまくっていたところに突撃!

精一杯、おっかない顔をつくって猫のように威嚇する美少女って、どんな萌え!?

 

うららママも、旦那さんを好きになった理由が「彼がバイクで海へ連れていってくれたこと」だったと。

その後の受け止め方が「自立している女性」で、本当に素敵でした。

 

凪は今まで、男性にお膳立てしてもらって、喜んでそれで感動して終わり、だったけれども。

うららママの場合は、「自分も免許取って、彼と一緒にツーリングする!」という行動力があったわけです。

 

自立して凛とした生き方をしているうららママと自分との違いに気がついた凪は、「何かしなきゃ!」っていう焦燥感を感じるわけなんですね。

それで、とりあえず海へ(笑)

 

カッコいいうららママは、内面が輝いているひとで、だからこそあんなにいい子(うららちゃん)に育ったんだなあ、と思えたエピでした。

 

「青い鳥」は家にいるけど、体験しないやつに成長はないよという話

 

今回のお話のポイントって、結局「どこか遠くへ到達すれば、世界が変わる」「遠くへ行くことで、家(日常)が大切なことが身にしみてわかる」という、単純なお話じゃないと思うんですよ。

 

思い立ったが吉日、とばかりに新品の自転車買って、そのまま海へGO!した凪なんですけれども、海へたどり着く前に怪我するわ、道に迷うわビミョーなスナックのおねえさんたちに助けられるわで、道草をくっています。

 

そこで「青い鳥探ししてるのね」ってズバッと言われるんですけど、誰かに聞いた話や受け売りで体験した気分になってしまうことと、実際に一歩一歩、自分の足で道を歩いて目的地へ到達することって全然、違うんですよね。

 

結果として「おうちが一番」っていう結論になるのはわかっていても、誰かの車に乗っかってスーッとたどり着いても「体験」が得られないものです。

迷っても、道草くっても、自分でゆっくり道を探しているときだけに見えてくる景色って必ずあるものです。

 

平たく言うと、「体験しないやつに成長はないよ」ってことなんですけど、経験値に勝る学びはないってこと。

頭でわかったような気になっていても、土地の空気に触れたり、ガイドブックに乗っていない道を通ったり、といった体験は本人にしか感じられないから。

 

凪が自力で見た海は、ゴンと一緒のときと違ってキラキラでもさほどきれいでもなかったけれども、やっと「自分自身」を凪が取り戻せたのは、自力で旅を終えた凪だからこそ、なんですよね。

 

ゴンの憂鬱。男は逃げると追いかけてくるハンター

 

ゴンって悪気はまったくないんですけれども、無自覚なエナジーバンパイアみたいな存在で、女性に快楽を与える代わりにエネルギーを吸い取ってしまうひとです。

今回のお話にはゴン側の「憂鬱」が描かれていて、自分に寄ってくる女性たちみんなに「いいこと」をしてあげているのに、気がついたらメンヘラ化して修羅場がやってきたあとに去っていく、というのを繰り返していました。

 

それでゴンも達観して、「去る者は追わず来る者は拒まず」という雰囲気で女性たちの相手をしていたわけなんですが。

海への旅で「自立」を手にした凪が、ゴンに対して「元の関係(良きお隣さん)」に戻ってほしいとお願いしてきたことで、ゴンの凪への見方が変わります。あれ?この子だけ違うな、と。

 

ゴンはこれまで干からびた女に「害悪」と逆上されて別れるパターンしか知らなかったのに、ちょっとおもしろいたとえ(男性から見た魅力的な女子中学生)でゴンの魅力がいかに危ないのか説明した凪を面白がるわけです。

 

凪の感性ってすごく個性的だから、たとえ話でも本当にわかりやすくておもしろいんですよー。

ああいうふうに説明されたら、たしかにヤバイですよね、と怒れないですし。

 

でもでも。

これで一件落着、に見えたゴン騒動に新たな火種が残ってしまいました。

 

女性に対してまるで執着心のなかったゴンの胸のなかに初めて「恋」が芽生えてしまったこと。

男って・・・『逃げられると追いかけたくなるハンター』ですからね。

 

あっさりゴンをあきらめて笑顔で去ろうとする凪は、きっとゴンにとって最高の「エモノ」に見えてるんかなあ。

 

慎二が好きだったのは昔の「サラサラストレートヘア凪」だったのか

 

未練がましく、「かわいかったよなあ」とサラサラストレートヘアで何をしても従順でおとなしい女だったころの凪をなつかしむ慎二でしたが。

夢(無意識の領域)で、今現在のモジャモジャ天パな凪にも、魅力を感じつつある様子。

 

そして会社で昔の凪そっくりなかわいい女の子(市川円)が登場して、「凪の代わり」になるのか、といった展開。

慎二嫌い派としては「あ、そのままそちらのほうへヨロシクオネガイシマス」と送り出したいものの、凪への執着心だけは強い慎二ですから、たぶんその女の子とつきあったとしても「何かコレジャナイ感」でダメになりそうな気がする。

 

ストーリーの流れから「慎二と凪の恋愛」が元サヤにおさまりそうないや〜な予感もしてるんですけど、「自分の思い通りになる理想の凪」の象徴があのサラサラストレートヘア凪であって、モジャ頭の自由にゆるく生きる凪が現実の凪だよ、と慎二が受け止められない限りはくっついてもらいたくないですね〜。

 

次巻の予想・凪の毒母がやってくる!?

 

盛りだくさんすぎの4巻なんですが、次巻はきっと凪の毒母の話になるんじゃないかなーと。

凪母の見た目は、サラサラストレートヘア凪を老けさせた感じで、ゆるく気取らずに生きるのが好きな凪の母親と思えないほどオシャレ生活が好きそうなひと。

 

パンクする前の凪、みたいな上辺を取り繕って生きている女性な雰囲気。あと、押しが超強い。

凪との短い電話の会話から、人の話は聞かない系。

 

「返事はハイか、YESだけよ♡」

と言いそうなお母さん。

 

あー、うん、コレはヤヴァイわ・・・

 

長くなりすぎるので書けないけど、坂本さんとのエピソードも面白かったし、本当に充実した4巻でした!

今から5巻も楽しみです〜

 

>>「凪のお暇」試し読み

 

凪のお暇 感想1話めへ戻る

 

 

 

当サイトのまとめサイトへの転載・リライトは禁止です。

 

Copyright© 漫画ネタバレまとめブログ , 2020 All Rights Reserved.