お隣のロン毛のアーティストなお兄さん・ゴンと凪が急接近!! 青空の下でふたりきりのバーベキューパーティ♡
コナリミサト作漫画「凪のお暇(おいとま)」2巻 第10話「凪、噛み合わず」では、凪とすれ違った慎二は待ちぼうけをくわされてしまいます。
「凪のお暇」2巻 第10話のざっくりネタバレ
ゴンと青空バーベキューデート!
慎二との思い出はロクなものじゃなかった、と過去の交際を振り返る凪。
そして青空の下で、慎二とは真逆なキャラクターのゴンは、凪の話をしっかりと受け止めてくれます。
すっごくいい雰囲気♡
慎二は凪宅に突入しようとして留守で待ちぼうけ。いい感じの展開です。
慎二との最悪なBBQの思い出を語る凪
街でバッタリ出会った凪とゴンは、公園でふたりきりのバーベキューをすることに。
こんなこぢんまりしたやり方こそ、凪のツボでワクワクしながら一緒に美味しく食べた。
気取らずにゴンと一緒に食べる青空ホカホカトーストは最高!
ふわふわしたゴンといると、凪も心が自由になっていくのを感じる。
ふと、凪は過去にあった慎二との最悪なBBQのことを思い出した。
慎二のやたらキラキラしたリア充臭漂うエリート高学歴友達は、「選ばれし民」オーラを放っていて、凪は場違い感で居心地が悪かった。
頑張って馴染もうとするも、住む世界が違いすぎて空回り。
彼女として紹介してもらえないうえに、最後はいつの間にかぼっちに・・・
第10話の感想
凪が「本当は彼氏と一緒にやってみたかったこと」は、ゴンと一緒に青空の下で気楽なゴハンを食べてまったりデートした今回みたいな雰囲気だったんだろうなあ、と。
肩肘張らず、芝生に寝転んで青空を眺めるだけで、幸せ。
慎二と一緒にいた頃の凪は、リア充な彼に合わせるために自分を偽らなければならず、常に緊張して自分を見失っていました。
バーベキュー、っていかにもリア充な人たちのイベントですよね・・・
『ウェーイ』な感じのリア充だらけで、そのノリについていけない側の人間がポツンと一人で参加・・・想像するだにブルブル震えます。
しつっこい慎二は早速、凪の自宅に押しかけてきましたがいい感じですれ違って、上階に住むおばあちゃんと映画をみてました。
(「関わんないで!」ってはっきり断られたのに、これじゃストーカーじゃん!)
慎二もなあ・・・見ようによってはかわいそう、というか本心では凪が大好きだっていうのはわかったし、それなりに恋に悩んでいます。
凪の最悪の思い出であるBBQイベントも、じつはある理由で、凪を彼女として紹介できなかったという裏がありました。
でも、そのことを凪には一切教えておらず、それが結果として凪を深く傷つけたことにまったく気づいていません。
映画で恋愛の酸いも甘いも知っているおばあちゃんに恋愛指南を受けて、変わればいいんですが・・・つづく。