箕野希望先生の漫画「恋と弾丸」は、荒々しくもロマンチックな極道ラブです。
「彼氏がほしい」といろんなパーティをのぞいていたユリが巻き込まれた、とんでもないトラブル。
桜夜組の若頭・桜夜才臣との運命の出会いを果たす第1巻のネタバレ感想をご案内します。
「恋と弾丸」1巻のネタバレ
ハタチになったばかりの女子大生・ユリは、友達と一緒に「彼氏を見つけるため」パーティに来ていた。
若くモデルのように美しいユリは、あちこちの男性たちから声をかけられるも、チャラ男ばかりで話にならない。
帰ろうとして違法な連中の部屋に迷い込んでしまい、危ういところを「桜夜組の若頭」と名乗る桜夜才臣と出会った。
筋者だ、と怖がるユリだったが、思いがけず紳士的な才臣の態度にキュンとなり忘れられない。
借りたコートを返しに、組まで会いに行ってしまったユリは、才臣に「惹かれている」と告られてしまって・・・
「恋と弾丸」1巻の感想
関わってはいけない、怖い世界に生きる男性に恋してしまったユリ。
怖いイメージの業界のひとなのに、話してみるととても優しくて紳士で、いきなり「好き」だと言ってくれるロマンチックさもあり急展開ですよねー。
ゴクドーなのにインテリ系眼鏡ってのもギャップ萌え♡
毎日が危険で命がけの世界を生きている男性だからこそ、「恋」も命がけで刹那的なものなのかもしれませんね。
ふたりがすーっごくいい雰囲気になったところで、いきなりの狙撃・・・
「住む世界が違う」と思わせるシーンがまた、切ない。
ユリはハタチになったばかりで、まだ子供と言えば子供。普通の家庭で育った女性ですから、おかしなことには巻き込まれたくないし、まして命の危険になんてさらされたくない。
下手をすると、自分だけじゃなく周囲の友達や家族まで危険になってしまうから。
でもでもっ!
おさえられないのが恋心であって、才臣の魅力に惹かれているユリが「会いたい」って一言で飛んでいってしまう気持ち、すご〜くわかります!!
未来が必ずあるものじゃないから、今の一瞬だけでもいい。
桜の花のようにパッと咲いて散っていくような儚い恋でも、本気の恋って素敵です。
将来を約束するような関係でなくても、ふたりの気持ちだけは真剣で本当だから・・・
でも、ユリってめっちゃ気が強くてポンポンもの言っちゃえるタイプなので、「姐御」に向いてると思うんですけど(笑)
箕野先生の絵が綺麗なのと、ヒーローのかっこよさ、ヒロインへの溺愛っぷりがキュンキュンしてしまいます。
てか、両思いになるのはやっ!
一目惚れ、ってやつでしょうか。
ふたりがくっつくのが早すぎかなあって気もしましたけれども(もう少し恋が成就して両思いになるまでの過程も見たかったかも)、これはこれでテンポが良くっていいですよね〜。
次巻へ続く!