声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~

声なきものの唄〜瀬戸内の女郎小屋〜ネタバレ 第18話 迷い猫

2017年10月7日

奉納舞の件で罰を受け、東陽楼の「二枚目」太夫から下働きの女中に逆戻りしてしまったチヌ。

安武わたる先生の「声なきものの唄」第18話「迷い猫」では、降格されていじめられながらも頑張るチヌの姿と、なぜかいびってくる先輩女中のおクマとの交流が描かれています。

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「声なきものの唄」第18話 あらすじとネタバレ

下働き女中のままこき使われるチヌ

 

奉納舞でヘマをしたチヌは、まだお仕置きが続いており下働きの女中として先輩たちから仕事を押し付けられ、女郎の蓮花からも嫌がらせや嫌味を言われていた。

「遅い!何グズグズしとったんやチヌ!」

そう。今は東陽楼の「千鳥太夫」ではなく、ただの女中の「安藤チヌ」に戻っていたのだった。

若様の寵愛で二枚目の太夫となり、あっという間の出世を果たしたチヌは皆からの嫉妬の対象で、罰を受けている今を幸いとばかりにいじめを受けていた。

 

おもらし女郎・小蝶の応援

 

大量の洗濯物をたった一人で洗っていると、おもらし女郎こと、小蝶がやってきて「うち、手伝うたるわ!」と応援に駆けつけてきた。

いつも助けてくれているからその恩返しだ、と。

 

みんなから爪弾きにされている中で心温まる応援だったが、先輩女中のおクマがやってきて「なに妓衆に手伝わせてんのや、チヌ!」と怒鳴った。

頭の足りない小蝶をうまくだまくらかして手伝わせるなんて、なんてずる賢い、と責める。

そんなつもりはなかったチヌだが、言い訳すらさせてもらえずに結局、ひとりで仕事を片付けた。

 

楼主と後藤田

 

その頃、楼主はチヌへの仕置きの期限をはっきりさせないのは精神的にこらしめるためだ、と女将に説明していた。

そして海運社主の後藤田は、蓮花のもとに入り浸っており、蓮花は彼に自分の「旦那」になってくれるように迫っていた。

「考えておく」

と煮え切らない後藤田にイライラしながら、蓮花はチヌに対抗心を燃やしていた。

今のうちに、一人でも多くチヌの客を奪ってやるのだ、と。

 

今は女中だ、と後藤田をフるチヌ

 

街にお使いに出ていたチヌは、後藤田とバッタリ出会ってしまう。

「へえ、女中やっとるってホンマやったんか」

と手を出してきそうな後藤田に、チヌは毅然として「今のうちゃ、下働きの安藤チヌや!」と断る。

 

「千鳥太夫」に戻ったら声をかけてとニッコリ笑い、チヌは後藤田をあ然とさせた。

そんなチヌの態度を気に入った後藤田は楼主に「やっぱりおもしれぇなあ、あのコは」と笑い、その様子を見て蓮花は嫉妬に燃えていた。

 

迷い猫を見つける

 

チヌは蔵の中に、ケガをした子猫が迷い込んでいたのを見つけて助けた。

ボロボロの汚い子猫を見て、おクマが助からないだろうと言うも、チヌは子猫にエサを与えて自分の胸元に入れて温める。

だが、その甲斐なく、子猫は冷たくなっていた。

必死に看病したチヌを見て、おクマの心が動かされ、チヌへの当たりが柔かくなった。

 

楼主の茶入れが壊された!犯人は?

 

楼主のお気に入りの茶入れが壊され、なぜかチヌの荷物の中で粉々になった状態で見つかる。

蓮花もチヌがおかしな様子でうろついていた、と嘘をつき、チヌが犯人だとみんなで責める。

 

自分が本当に割ったのなら正直に話しています、信じてくださいと訴えかけるチヌ。

「人をだますような娘やねえですよ」

今まで一番にいびってきたおクマが、チヌをかばいそう告げて・・・

 

「声なきものの唄」第18話の感想

 

若様のひいきの太夫として、東陽楼でときめいていたチヌでしたが、罰を受けて女中をさせられてしまいます。

急な出世とあって最初はみんなから嫉妬されて辛く当たられていたチヌでしたが、チヌの男性も女性も引きつける不思議な魅力、というのでしょうか。

みんなから好かれる素直な人柄でいじめていた女中たちもチヌの味方になり、おクマまで濡れ衣をかけられていたチヌをかばってくれました。人徳があるんですね〜。

 

さらにはあの後藤田も、女中姿が新鮮だ、とチヌに再度惹きつけられた様子。

おクマには「ある過去」があり、女郎に対して偏見がありました。

でもチヌの純真な心根を知って、自分の中にある恨みつらみが良くないことだと気づき、最後には味方になってくれたのです。

 

なんだかんだでチヌも「千鳥太夫」に戻れて良かったですね。次回もチヌの活躍に期待です!

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