何者かから「バラす」と脅迫コメントを受け取ったまみりこ。
そんなのもどこ吹く風、自虐系ネタで共感を呼んで新人人気tuberとしての地位を上り詰め、キラピカママtuber・聖子に勝利していきますが・・・
「ゴミ屋敷とトイプードルと私 #キラキラtuberまみりこ」第2話では、着実に新たなチャンスをつかんで動画配信でアイドルを目指すまみりこの活躍と、その裏でうごめく不穏な影が描かれています。
ゴミ屋敷とトイプードルと私 #キラキラtuberまみりこ 第2話 ネタバレ
新人ランキング上位に食い込む!まみりこ大人気に!!
新田社長のお気に入りとして、ライブ配信でガンガン新人ランキング上位に食い込んでいくまみりこ。
そんなまみりこに危機感をいだき、裏で駆けずり回る「キラピカママちゃんねる」の聖子。
新田のみならず、社長秘書にまで手をまわして自分をヒイキにさせようとする聖子だったが・・・
まみりこのトイプーネグレクト、仕方なく面倒をみる幼馴染
動画のためにレンタルしてきたトイプー・パルフェ。
配信が済めば用なし、と完全放置でエサも与えず腹ペコなパルフェを見るに見かねて自費で面倒みるちえ。
空腹で「くぅ〜ん」と鳴くトイプードルを横目に、動画のためにガツガツ食うまみりこの自己中さがきわだつ。
ちえの説教など馬耳東風で、「髪型やって!」とちえを専属の美容師&雑用係としてこき使う。
#キラキラtuberまみりこ 第2話の見どころ
カリスマセレブ主婦系・ママの聖子の光と影がこれでもか、と描かれており、そこまでしても優遇されずに落ちぶれていく「キラキラママ」の末路が見どころです。
タワマンに住み、商社エリートの夫の金でセレブ生活、有名私立に通う息子、ママ事業で「キラピカママCH」でママ友グループのトップに立ち、「誰からもうらやましがられるカリスマセレブ主婦」のイメージを築き上げた聖子。
キラキラと名声を追いかけるうちに、いつの間にか夫とは仮面夫婦で会話ゼロ、息子は「金出せよクソババア!」と暴れて更生施設行き。
聖子に残されたのは・・・『すべてを手に入れた幸せで完璧なママ』という幻想だけ。
そしてそれすら、まみりこの存在で崩れていく・・・女のマウンティング争いに敗れた惨めな「キラキラワーママ」が、今後まみりこに一矢報いることができるのか。
#キラキラtuberまみりこ 第2話の感想
いやぁ〜、ひさびさに女同士の醜い足の引っ張りあいを見られて面白かったです(笑)
若さを武器にあとからのし上がってくる新人・まみりこに負けじと、おばさんの意地で大物を操ろうと奮闘する聖子。
そんな目の上のたんこぶのおばさんを排除すべく、相手の番組で一般人になりすました下げコメントで恥をかかせ、内部崩壊を狙うまみりこ。
女って・・・「こえー」ですよね。
まみりこって、一見お馬鹿さんに見えて、じつはめちゃくちゃ計算高くてしたたか。
「完璧な自分を見せつける」のは古いやり方で、共感を得るためには時折「ダメダメなエピソード」を出して人間くささをだすことが重要。
それをわかったうえで、トップにあがれなかった地下アイドル時代、大食いという女子的にはどうかという特技をアピールして、とにかく共感狙いでファンを増やす戦略。
あと、今をときめく大物IT社長がみんなからチヤホヤされているのに慣れていると見越して、わざとカジュアルな態度でグイグイアピールして印象づけるあのやり方は、リアルでも参考になりそう。
たしかに、普段からもちあげられているような権力のあるイケメンに対して媚びを売る方法は、あまり賢くありませんよね。
無邪気なふりをして飛び込んで、野心をちらつかせつつ、社長の心を射止めようとするまみりこのバイタリティは、見ていてスカッとするものがあります。
前作の明日香だと「完璧キラキラ女子」を目指していたし、サヤも同様に「恋に仕事に輝くワタシ」をアピしようとしていましたから、まみりこのような「自虐系キラキラ女子」というのは新鮮です。
でも、明日香と同じでトイプー虐待しているんで、ちえがいなくなったら、ゴミ屋敷ボロボロエンドを迎えそう。
すっかりトイプー=キラキラ女子アピールのための小道具、という感じになってしまいましたが、ちゃんとかわいがっている飼い主さんもたくさんいるので・・・これは漫画のお話ってことで。
来月末の発売日が楽しみです!!