おばさんSNS中毒

漫画「キラキラ女子の闇」(おばさんSNS中毒)ネタバレ感想

2018年6月5日

女子高生の頃から嘘つきだった女は、成長して見せかけだけの「キラキラ女子」になった!?

SNSで見栄を張って破滅していく中年女性の姿を描いた短編漫画集「おばさんSNS中毒」の第一話収録作「キラキラ女子の闇(伊東爾子作)」は、病的な虚言癖でキラキラセレブを演じる女の化けの皮が剥がれる、爽快ストーリーです。

こちらではお話のあらすじと感想をご案内します。

スポンサーリンク

「キラキラ女子の闇」のあらすじ

 

東京暮らしの主婦の菜緒は、ひさしぶりに地元の元同級生たちとの同窓会に参加することにした。

 

そしてやたらとプライドが高く、マウンティングしまくる同級生だった美都子のことを思い出した。

夏休みはハワイ、豪邸に高級外車が3台もあるお金持ちで、ピアノにバレエもしているお嬢なのよ、と自慢する美都子をみんなは素直に信じていた。

 

だが、菜緒だけは彼女の話の矛盾に気づいて事実を暴いてしまう。

本当の美都子はごく平凡な家庭の子で、セレブなんかじゃなかった。

 

大人になって再会した美都子は、SNSで派手なセレブ生活を自慢しており、同窓会でもブランドで固めたファッションで注目の的に。

菜緒のことを目の敵にして、平凡な生活をダサい、恥ずかしくない?とみんなの前で馬鹿にされ、頭にきた菜緒は・・・

 

衝撃実話の「おばさんSNS中毒」

 

なお、この「おばさんSNS中毒」は収録作すべてが「実話」ベースの話です。

漫画なので若干、ボカした部分はあるのでしょうが、それでもやはり生々しい。

 

この作品のほかにも、他人の闘病日記ブログの管理人になりすましてみんなの同情を集めようとした女の物語や、

会社でぶりっ子しながら男性社員を手玉にとって裏で馬鹿にしたブログを書く女、

東京でクールなシティライフを送っている風な写真を見せて都会人になりきろうとするイタ女など、

SNS中毒で見栄っ張りなおばさんたちの物語が詰まっています。

 

「キラキラ女子の闇」の感想

 

典型的な『ハリボテのキラキラ女子』の話で、すぐにバレてしまうような虚構のセレブ生活を自慢しまくった挙げ句に破滅してしまいます。

本当にお金持ちで満たされた上質な生活をしているのであれば、周囲のひとを見下す必要なんかないですよね。

 

この漫画のキラキラ女子・美都子は、嘘をつくだけではなく、主人公に対して執拗なまでのマウンティングをとっていましたが、それはおそらくは「いつバレるかわからない」という不安の裏返しだったのではないでしょうか。

 

「わたしのことが妬ましくて仕方ないんでしょ? オーッホッホ!」

なんて吠えても、本当のところは・・・

 

六本木のタワマン、オシャレなカフェ、ブランドバッグはすべて幻想で、現実はといえば寂れた地区のボロアパート暮らしでブランド品は偽物か、写真を撮ってSNSへアップしたら転売、というカツカツ生活。

さらには金に困って犯罪にまで手を染めてしまう、どこからどこまでも嘘まみれの人生を生きてきたわけです。

SNSで称賛されるのが生きがい、と思い始めると現実での自分を忘れて、ネット上で演じている自分が本物と感じ始めるのかもしれません。

 

SNSの恐ろしいところは、昨日まで「いつもお美しくて素敵!」「セレブ生活がうらやましい」とさんざん持ち上げてきた人たちが、嘘だったとわかった途端にアンチに変身してどこまでも追い込んでくることです。

 

騙されていたからとはいえ、フォロワーたちの手のひら返しが極端すぎて、SNS自慢なんておそろしくてできません。

昨日の友は今日の敵、ってことですかね。

 

あと、意外に主人公の女性がツッコミがしつこすぎる性格で、悪気があってのことじゃないのはわかりますが「こういう人がそばにいたら、結構うるさいかも・・・」と思えました。

変だなーと思っても、あえてスルーしておけば余計なトラブルにも巻き込まれないし、嫌な思いもしませんし。

 

短いけれども内容の濃い短編が多く、満足がいく漫画でした。

 

>>「おばさんSNS中毒」試し読み

 

嘘の不幸自慢で仕事をサボろうとしたおばさん

おばさんSNS中毒・2話目のネタバレへ

 

 

当サイトのまとめサイトへの転載・リライトは禁止です。

 

Copyright© 漫画ネタバレまとめブログ , 2020 All Rights Reserved.