尾崎衣良の作品

君は唇から毒を盛る ネタバレ結末 尾崎衣良

2017年10月22日

尾崎衣良先生の短編漫画集「君は唇から毒を盛る」は、一見遊び人に見えるものの本音では彼氏と愛し愛される生活をしたい、という女の子の絢佳がヒロイン。

愛されるための努力は惜しまない絢佳は、男の子から「好きだ。つきあって」と言われれば断れなくて誤解されやすい性格。

そんな絢佳が誠実そうでモテる寡黙な八幡に告白されて・・・

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「君は唇から毒を盛る」のネタバレ

 

枝光絢佳は、同じ大学の八幡に告白されてすぐOKする。

「なんて八幡くんが、あんな子と」

陰口を叩かれるのは、八幡がモテるだけではなく、絢佳自身にも問題があったから。

 

絢佳は告白されたら、誰でもすぐにつきあっていた。

理由は「愛し愛されたいから」で、自分を好きだと言ってくれる男性を好きになれば、幸せになれるから。

とは言え、傍から見れば「とっかえひっかえ」しているように見えるのも、無理はなかった。

 

つきあってみると、八幡はすごく無口で会話が続かない。

「あたしのこと、ホントにスキなのかな?」

そう思うくらいに、デートでも無言だった。

 

チャラチャラしてなくて誠実そう、と思ったからOKしたけれども、あまりに「好き」と感じられる雰囲気がなくて、絢佳はがっかりしていた。

だがある日、無口なはずの八幡が教室で他の女の子と楽しそうにしゃべっている現場を見てしまう。

 

「君は唇から毒を盛る」の見どころ

 

好き、と言われれば交際OKしてしまう受け身なタイプの絢佳が、自分のほうから相手に対して「どうしたらこっちを見てくれるの」と夢中になるところ。

「あたしの前では笑ったことないのに、他の子の前で笑っていた」

軽く嫉妬を感じる絢佳の心の変化、そして執着心の薄かった彼女の反応が恋する女性のものでドキドキします。

 

「君は唇から毒を盛る」の結末

 

人気のある八幡は大学でほかの女の子に想われており、その女子グループから絢佳がからまれる。

「告られてうれしかったし、スキになれるかもって思ったから」告白をOKした、と正直に話す絢佳を取り囲んで制裁しようとする女子たちの前に、八幡が現れる。

 

「アンタのこと全然スキじゃないし」と女子グループをやりこめ、意外にも超毒舌だった八幡。

「好き」だという八幡の気持ちが本物だと知って、絢佳は一番ほしかったものを手に入れた。

 

「君は唇から毒を盛る」の感想

 

告白してきたくせに、いざとなると無言で寡黙すぎる彼氏・八幡でしたが、一旦しゃべりだすと毒吐き男に変身、というお話。

イケメンなのでモテていたものの、口を開くと女子軍団があ然とするような毒を持っている男性でした。

人から誤解されやすい絢佳は、女子グループから陰口を言われて(「こーゆー女がいるから真面目に片思いしている子が悲しむんだ!」など)いましたが、たしかに純情を盾に集団でリンチする、という女子グループのほうが陰険ですよね・・・

 

尾崎衣良先生が描く男性って、わりと周囲から評価されない・誤解されている女の子の本当の姿を見抜いて愛してくれる、というパターンが多いように感じます。

女性からすれば、好きな人さえ理解して愛してくれれば、外野なんてどーでもいいや、と思いますからこれもハッピーエンドですね〜。

 

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