父親としての愛で娘のヒワを守り抜いた、岩野裕行。妻子を安全な場所に避難させ、身軽になった裕行は、カコへの逆襲を企てます。
第9話「女」は裕行の悪夢から始まり、「男の女に対する負い目」について、麻希が深イイ話をします。
「監禁嬢」第九話 女 あらすじとネタバレ
男の女に対する負い目
学校で麻希は裕行から妻子が自宅にいないことを聞いて「ラッキーチャンス!」と喜ぶ。
麻希の軽口に答えながら、裕行は今日見た悪夢のことを話す。
となぜか自分のほうが「ごめんなさい」と謝って罪悪感を感じていたことに違和感を感じるという。
麻希は、被害者ぶっている裕行にあきれる。
カコは「男の女に対する負い目」をうまく利用しているんだと言う。
裕行はカコへの逆襲を企てていることを明かす。
家族が危険にさらされ、本気になった裕行はカコへの「ワナ」を考えつく。
「監禁嬢」第九話の感想
今回は「裕行のターン!」という出だしで、カコが口の中から出てきてしまう悪夢から始まり、カコをなんとかするために美沙子のケータイから情報を盗み見たりと、裕行が行動を開始します。
美沙子はカコと1年ほど友達付き合いをしており、その間カコの情報がわかるやりとりをしているはずだ、と裕行はにらんだわけですね。
何も知らない美沙子は、ずっと親切だったカコがヒワをどうにかしただなんて信じられず、「やっぱ信じられへんて。カコちゃんがヒワを・・・」と半信半疑のまま。
裕行がいくら言っても、カコがアブナイ女だということが理解してもらえません。
とはいえ、「ケガをした左手」という証拠もあり、渋々ながら親戚の家に避難しています。
麻希はカコに次いで「アブナイ」女の子なわけですが、今回結構、深いことをポロッと話します。
ませているだけあって、意外と洞察力がある子に見えます。
裕行の逆襲の計画を知った麻希は、コッソリ裕行を見張っていそうですね。
さて、次の話では裕行がどんな手段でカコに対抗するのかがわかります。