やっと日常に帰ってきた岩野裕行。しかし、これまでの自分がどんな人間だったのかわからなくなり、情緒不安定な状態に。
そんな裕行に活をいれるべく!? 麻希がドーンと押し倒してしまうのが第7話「おしおき」です。そして衝撃的な出来事が最後に起こります。
「監禁嬢」第七話 おしおき あらすじとネタバレ
麻希からのおしおきとは
もっとしっかりしてもらわないと困る、という藤森麻希。
女子高生に頭ごなしに命令され、おもちゃのようにもてあそばれるしかない。
言外に、奥さんや学校のみんなに言いふらしてやる、と脅迫され裕行は「言うとおりにする」と従う。
自分のことが好きだという麻希が、なぜこんなことをわざわざさせるのかが理解できない。
命の恩人だし、付き合うとも約束した。
たとえ嫌でも、約束した以上、やれと言われればやらなければならない。
麻希が裕之をいじめた理由
先生が嫌がっていることをさせるからこそ、これは『おしおき』。
麻希にとって、先生に群がる生徒たち、先生に信頼を寄せる先生たち、そして先生を愛する妻子は、みーんな『バカ』だった。
なぜなら、先生は麻希のもので、先生を慕う者たちを見下せる権利を手に入れたのだから。
『みんなの人』である先生はそのうち、麻希のことだけを見てくれるようになるはず。
ほかのすべてを差し置いても、麻希だけをほしがるはず。
そうなったとき、先生は『おしおき』を『ご褒美』と感じるようになり、麻希は本物の一番になれるという理屈。
「監禁嬢」第七話の感想
麻希のチョメチョメは予想通りでしたが、今回のラストはキツイですね・・・。
1巻は7話までの収録ですから、次の話は2巻目に入ります。それまで、ヒワちゃんがどうなってしまったのか、わかりませんね。
カコのことだから、本当にヤバイ!と見せかけてから娘を助けて「次はありませんよ」という展開をキボンヌ。
目的は裕行を脅して、質問に取り組むように本気にさせることですから。
カコはなんだかんだで裕行に対して、命に関わる危害を加えられないし、娘に手をだすというのはさすがの裕行もブチ切れで質問の回答どころじゃないでしょう。
それに永遠にカコを憎むことになりますから、そこまでやらないんじゃないのかな・・・。
「監禁嬢」は2ヶ月連続刊行で、出版社さんも気合入ってるのがわかりますねー。
最初はカコの絵柄が濃ゆすぎて気持ち悪かったんですが、見慣れてくると『一度見たら二度と忘れられないキャラ』で、漫画の表紙を見ただけでピクッときますね。