ヒューマン漫画

紙きれの中の幸せ ネタバレ感想 木村イマ

2018年2月27日

夫がつきつけてきた離婚届を、目の前でしゃぶしゃぶにして食べる女・梨果。

木村イマ先生の漫画「紙きれの中の幸せ」は、子供のころから思い描いていた「幸せな人生プラン」の通りに生きてきた女が、夫の浮気で「計画が崩れた」ことにより精神崩壊し、狂気に走る物語です。

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「紙きれの中の幸せ」のあらすじ

 

遠距離恋愛をしていた京汰と、子供ができたことで結婚して、彼がいる東京で主婦になった梨果。

子供のころに思い描いていた「人生プラン」のとおりに、結婚して、子供を産んで家族で幸せに暮らす――みんな似たり寄ったりの「幸せ」だけれども、梨果は心からその人生を望んでいた。

 

だが、つわりがひどくて実家に帰省したころから、「人生プラン」は破綻をきたす。

新婚なのにそっけない夫の態度、そしてスマホからわかった「宮園」という女の存在。

 

結婚前から二股かけられていて、そのうえ「宮園」からは結婚祝いまで受け取っていたのだ。

 

恐怖の『離婚届でしゃぶしゃぶディナー』

 

なぜ、梨果が『離婚届でしゃぶしゃぶ』に至ったのか。

 

キレて暴れ、しつこく問いただしてギスギスし始めた夫婦関係に嫌気がさした京汰は、梨果に子供を産むのはやめて離婚しよう、と離婚届をつきつけます。

梨果にとって「幸せ」は何にも代えがたいもの。そして、京汰との結婚生活はその「幸せ」に必要不可欠なものでした。

 

紙切れのうえに書いた「人生プラン」に固執するあまり、結婚が終わったら、自分の幸せも終わってしまうと追い詰められた結果の出来事だったのです。

 

笑顔で鍋をつつき、ニコニコしながら離婚届をサッとゆでてムシャムシャ食べる恐怖の妻。

しかも、恐怖はこれで終わりではありません。

 

浮気相手の宮園にトコトン復讐する梨果・そしてクズ夫

 

梨果の「幸せ」を邪魔しようとする存在そのものである「宮園」という浮気相手の女。

京汰が経営する会社の社員でしたが、梨果の「ある方法」によって会社にいられなくさせられてしまい、退職へ追い込まれてしまいます。

 

復讐はそれだけにとどまらず、宮園の実家母へのアプローチ、さらにえげつない方法で嫌がらせを開始。

宮園は、あれほど楽しく過ごしたはずの京汰から「用済み」の存在として冷たくあしらわれ踏んだり蹴ったり。

 

「紙きれの中の幸せ」の感想

 

登場人物全員、好感をもてるひとが誰もいない、という殺伐系なお話。

人生計画が崩れた、というだけでメンタル崩壊して背筋がゾワ〜っとなることも平気でやってしまう梨果。

結婚前から二股掛ける不誠実さ、浮気がバレてヒステリックな妻に飽きたからと離婚して捨てようとするクズ夫。女性をモノのように扱う、冷酷な男です。

 

最新話の3巻では、トラブルの元凶である京汰のさらにクズすぎる一面がクローズアップされ、本来憎まれ役である浮気相手の宮園が哀れにみえてくるほど。

人は自分の幸せを守ろうとするとき、どれだけ醜くなれるのか。

 

まだ連載中の作品なので、ストーリーとしては序盤、という雰囲気ですがこの三角関係がどのような形で着地するのか。今後の展開に期待です。

 

>>「紙きれの中の幸せ」試し読み

 

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