見た目があまりに色っぽすぎて、モテるのにフラれてしまう女子高生に天然系男子がド直球な告白をかましてきて!?
堤翔先生の漫画「フラレガール」はフェロモン過多で悩む女子高生・赤坂響と青山くんのぴゅあぴゅあ♡なラブコメです。
こちらではあらすじと感想をご案内します。
「フラレガール」のネタバレ
小学生にして「モンロー」、女子高生で「愛人」とあだ名されてしまうほどに、お色気たっぷりな見た目に生まれてしまった赤坂響。
そのせいで、好きだった彼氏にも「君の色気は胸焼けする」とフラれてしまい、傷心中。
落ち込んでいたところに、別のクラスの男子・青山大地が「俺の愛人になってください!」=「彼女になってください」とおかしな告白をしてきた。
フラれたばかりだし、前彼が忘れられないから付き合う気になれないと断るも、青山は前の彼氏を忘れたらつきあってくれる?とスーパーポジティブシンキングでグイグイ迫ってきて結局『一ヶ月間お試し交際』スタートすることに!?
「フラレガール」の感想
響は自分の大人っぽすぎる無駄な色気ある外見にふりまわされる人生を送ってきて、そのせいで本当に好きになった塾の先生にフラれて「人を好きになること自体怖い」と恐怖感をもってしまっている女の子です。
美しすぎる女の子って、本人じゃなければ理解してもらえない辛さがあるんですね・・・悪目立ちするっていうのかな。
幼いころからセクハラにあってきたら、男嫌いになっても仕方ないくらいなのに、響は一応は男嫌いではなく好きなひともできたのに。
見た目で寄ってきた男たちから告白されて、「つきあってみたら色気ある見た目のせいでふられる」っていうのはキツイかも。
外見でモテる女子はうらやましいよね〜、と普通なら思いますが、フェロモン過剰なタイプには、それなりの悩みがあるものです。
恋愛恐怖症になりかかっていた響にとって、青山くんはだいぶ変な人であったけれども、斜め上の反応をするひとだからこそ、一緒にいて安らげるし響のことを真剣に想ってくれるヒーローでもあります。
青山くんが響を称賛する『尊みすげー』には笑っちゃいました。『尊い!』の活用形で『尊み』ですね(笑)
ラブ面も純粋なんですが、ギャグ要素もあってネコ好きの響がネコ集会所デートで「にゃあん」と子猫ちゃんのドレイになったり、「猫盛り」もウケました。
見た目とは裏腹に、少女のようなピュアさがある響の内面をちゃんとわかってくれて受け止めてくれる青山くんっていいなあ。
青山くんは子供っぽいけれども真っ直ぐで、毒気のない可愛げのある男子で響が「好きになりたい」っていうのもわかります。
まだ高校生ですから、これからどんどんいい男に成長していく余地アリですねー
基本、読んでいてほのぼのしてしまうラブコメで、ニヨニヨ〜としてしまうお話です。
続編でどんどん面白くなっていきそうですよ〜!