夫に裏切られていることも知らず、初恋の秋山にときめく気持ちに後ろめたさを隠せなくなる爽。
そのころ、瑠衣は爽を陥れるために、新たな策略を練っていました。
一真を招き入れたあとの部屋へ堂々と爽を呼んだ瑠衣でしたが、それがまさかの「命取り」に!?
秘密がバレなさそうでバレてしまいそうな、危うい「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」7巻です。
ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜7巻ネタバレ 丘上あい
秋山とは「不発」だった爽
忘れ物があるから店に来て、という秋山のもとへ行った爽。
だが、パスタ食べさせてもらいながら、昔のバカ話をして「おばちゃーん」とからかわれただけで、甘いムードゼロのままお別れ。
瑠衣の「見てはいけない顔」に気づく
一真と過ごしているときに爽からの電話で、自宅へ招く瑠衣。
何も知らない爽は「旦那との出会った記念日のケーキの残り物」を持参して、瑠衣に色々慰められる。
だが、瑠衣の自宅で「見てはいけないもの」を発見したり、ハグをして気づいた重大な事実が・・・
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」考察と次巻の予想
爽は作中では旦那の浮気にまったく気づいていない様子でしたが、じつは無意識のうちに気づいていたんじゃないのかな、と思えた伏線が見えてきました。
瑠衣はスキンシップが激しいタイプで、爽にぎゅ~っと親愛のハグをしてきましたが、そこまで接触するとわかることがあります。
それは「体臭・匂い」。
ずっと一真と一緒にいるので、瑠衣に同じニオイがついてしまっていても不思議ではないかと。
だから、おそらく爽は「瑠衣と夫の匂いが同じだ」と気づいたか、あるいは別の人物。爽に懐かしさを感じさせる匂いがするひとです。
「元カレ・秋山慶一」だったりして。
瑠衣が「時間の問題」と電話報告していた謎の相手って・・・秋山な気がする。
大胆に予想ですが、「瑠衣はじつは『別れさせ屋』の仕事をしていて、爽と一真を別れさせるために近づいた。依頼主は、かつての爽の恋人だった秋山慶一で、爽を再び手に入れるために裏から仕組んでいた」なんて、どうでしょう。
うーん、ここまでやったら別の物語になっちゃいそうですかね・・・。
瑠衣と一真の出会いは、あくまで偶然っぽいし、それはないかー。
瑠衣の一真への執着心(恋なのか、愛なのかはわからない)は本物に感じられるので。
でも爽の行動を誰かに逐一報告しているってことは、何者かが裏で糸を引いているってことです。
やっぱり秋山が一番あやしい。
何が起こるかわからないサスペンス漫画ですから、予想するよりも素直につぎの巻をワクワクしながら待っているほうがいいですね。
8巻待っています!
8巻のレビュー到着