ありえない、瑠衣の衝撃発言!「爽が本当のママ」って、どういうこと〜〜!?
読者の予想を常に裏切りつづける、怒涛の漫画「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」28巻の到着です。
美和子のことを「どろぼうさん」と呼んだ蛍太くん、そして瑠衣から教えられた「本当のママ」とは一体どんな事情なのか。
スリリングな展開に最新話に大注目です!
ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜漫画28巻ネタバレ考察 丘上あい
妻の突然の帰省にとまどう秋山
夫になんの相談もなく、「蛍太と実家へ帰省する」とだけメッセージで消えた美和子。
「あの女」に見つからないどこか遠くへ。
瑠衣がこれ以上、余計なことを息子に吹き込まないように・・・
仕事でグッタリの爽に秋山からレストラン手伝えのヘルプ!
新しい環境になじむのに必死な爽は、スキャンダル的な自分の離婚話と激務でぐったり。
腹が立つ同期・守屋の手伝いでストレスMAXなところに、秋山からの「不在着信」の山。
妻の帰省で店がまわらない秋山からのヘルプだった。
瑠衣の意外な素顔。兄への手紙に見る瑠衣の想い
店が終わったあと、昔の瑠衣の手紙を見せる秋山。
その手紙は、イタリアへ修行に行く兄にあてた瑠衣の、兄の幸せを祈る愛にあふれた想いでいっぱいだった。
「あの瑠衣」が書いたと思えないほどに、素直な瑠衣の素顔に驚く爽。
そして、秋山は瑠衣を見捨てたことに対する後悔を吐き出し、爽はそんな秋山に寄り添う。
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」28巻の見どころ
なんと言っても、『蛍太の本当のママは爽』という、瑠衣の衝撃的な発言。
物語の根幹が一気にひっくり返ってしまうほどの爆弾発言です。
前回の「どろぼうさん」からうすうす、美和子が蛍太くんの本当の母親じゃなさそう、という前兆がありましたが、まさかの「爽が母」疑惑が出るとは。
瑠衣であれば、可能性として十分でしたが、当時、カズと結婚して子供がほしくても持てない環境だと悩んでいた爽にしてみたら寝耳に水の話です。
あれほど子供を望んでいた爽が「じつは蛍太くんをこっそり産んでいた」というのは現実的ではなく、なんらかの比喩として「本当のママは爽」発言が出たのではないでしょうか。
いずれにせよ、「蛍太くんの実母は誰かのか」が今後の物語の焦点となっていくでしょう。
28巻の結末と考察
もしも蛍太くんが本当に、爽の子供だとしたら皮肉なこと。
子供がほしかったのに夫の「子供はいらない」方針でDINKS夫婦だったカズとの、苦しい夫婦関係。
そして、心から愛した初めてのひとである秋山と引き裂かれ、いつか子供に「蛍」と名付けたいと願った学生時代も。
蛍太くんという存在がいたことで、爽の願いは叶っていたのに本人は知らなかった、ということになります。
蛍太くんの生みの母親が一体誰なのか、そのすべてを知っているのは瑠衣ってことなんでしょうね。
誰かが爽の卵子で代理出産したっていうことでしょうか。
でも、秋山自身が知らないってこともありえないですよね・・・そもそも息子に「蛍」の名前をつけた時点で、爽との思い出を引きずっているし、実母が爽だとしたらその名前つけたことにも意味があります。
あと、ものすごく気になるのが「お兄ちゃんが私を裏切った」という瑠衣の言葉。
兄を男性として愛してしまうほどに、深く愛していたであろう瑠衣の心が壊れたのは、やはり「秋山」の裏切りのせいなのか。
重たくてうっとうしくなっていた妹の愛から逃れるようにイタリアへ渡った秋山、そしてイタリアから帰ったあとに「恐ろしい悪女」に変貌をとげていた瑠衣。
瑠衣の言う「あの女」とは、一体誰のことなのか?
いまのところ、大きな罪を背負っているように見えない秋山ですが、彼もまた人に言えないような何かをしでかしてしまっているのかも。
蛍太くんの本当の母親、
そして秋山の過去の罪。
爽を巻き込んだ裏切りのサスペンスが、どうなってしまうのか。
来月7/30配信も楽しみです!!