寺嶋と瑠衣に誘拐された秋山の息子・蛍太。
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」27巻。
ここからは、怒涛のサスペンス展開!! ・・・かと思いきや、あっさり事件解決(笑)
そのかわり、秋山の妻・美和子の腹黒さ、爽に対する敵対心、「どろぼうさん」と息子に呼ばれる真っ黒さが判明します。
ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜27巻ネタバレ 丘上あい
いなくなってしまった「けいちゃん」のゆくえ
どうしよう、と泣き崩れる美和子と支える秋山。
誘拐、と聞いて焦りだす秋山夫妻。
息子を連れ出すような人物、それは・・・
警察に通報、そして頭に浮かぶのはもちろん「瑠衣」。
秋山と合流する爽、瑠衣の自宅に突撃するも・・・
若菜からのメッセージで誘拐事件を知った爽は、秋山と一緒に瑠衣の自宅へ。
からっぽになった部屋には、不動産業者だけ。
瑠衣の痕跡は、とっくに消えてしまっていた。
見つかった蛍太!でも本当の目的は?
本格的な捜索をするまでもなく、警察から「迷子」扱いで見つかったと連絡。
はぐれてしまっただけ、「ずっとひとりだった」という蛍太。
だが、瑠衣の本当の狙いは蛍太にあることを吹き込んで・・・
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」27巻の見どころ
いままでまったく見えてこなかった秋山の妻の「本心」、そして優しげな顔のその下には恐ろしい、瑠衣にすら負けないほどの「悪女」の顔が隠されていました。
夫の大昔の元カノ、今でもすごくキレイで夫にとっても気になる存在。
たとえそれが「20年前」の話であっても、爽が「離婚」したとなれば、話は別。
自分から夫を奪う存在になるかもしれない。
そんな危機感をもった美和子が、優しい母親の顔から、よその子に八つ当たりするほどにキツイ「毒」をまきちらします。
「おばちゃんは何も悪くない」と、若菜親子を責める言葉を、若菜の娘にだけこっそり聞かせる美和子・・・こわ〜い女の顔が見えてきます。
ギルティ27巻の結末と考察
子供をさらった瑠衣の捜索がこれから本気で始まるのかな〜っと思っていたら、すぐに見つかってズッコケ(笑)
いやあ、いいんですけどね、見つかってよかったし!
瑠衣の本当の目的って、じつは「誘拐」じゃなくて、蛍太くんを洗脳?あるいはメッセンジャーがわりにしたかったらしい。
曰く、「どろぼうさん」の話につながるわけですが、一体、蛍太くんはママについてどんな話を聞かされたのか。
瑠衣はやたらと「ママ」と強調していたので、そこが引っかかるんですよね。
ひょっとして、蛍太くんの本当の母親が美和子じゃないとか・・・?(誰かの子供をどろぼうという意味?)
それとも逆に「蛍太くんは秋山の子供じゃない。美和子が誰かと浮気してできた子だけど、妊娠したと偽ってデキ婚した」とか?
まさかとは思いますが、「瑠衣の子供が蛍太くん」ってオチもありえなくもないって気がしてきました。
「ギルティ」って本当に「まさか」の展開が多いですから、奇想天外な展開でもありえそうなんですよねー。
過去の美和子登場回を探して、読み返したりしてたんですが、美和子と秋山の恋愛?的なのが見つからなかったけれども、カズの元妻の弥生さんと美和子って、「地味でおとなしそう」なタイプが共通していることに気づきました。
そういえば、似てますね・・・
あるいは、「どろぼう」っていうのは、美和子が秋山を何らかの手段で無理やり結婚するように仕向けて奪った、という意味にもとれるかも。
ブラコンの瑠衣にとって、「お兄ちゃん」を奪っていく存在はすべて憎いはずですし、不正な手段(秋山にバレたら夫婦関係が破綻するようなズルいこと)を美和子がしていたというネタを握っているのなら、小姑としてイビり倒しますよね(笑)
美和子は瑠衣から接触があるたびに、青ざめてブルブル震えていたので、よっぽどあくどいことをやってヤバめのネタを握られているとしか考えられません。
この状況で、また一ヶ月待つのは辛いですね〜
最新話28巻到着です!
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次回配信は5/30予定になっていましたが、「休載」になりました。
かわりに番外編の「おまけ漫画」が出ていたので、そちらのネタバレ感想をどうぞ。
チートンマスター・龍と店員・未来の掛け合い漫才的番外編