瑠衣に宣戦布告し、一泡吹かせた爽。
しかし、あの瑠衣がおとなしくなるわけもなく「やっちゃいけない一線を超える」「とんでもない行動」をしてしまいます!
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」26巻では、慣れない新部署で頑張る爽をよそに、秋山と若菜の邂逅、そして「誘拐事件」が発生するサスペンス展開です!
ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜26巻ネタバレ 丘上あい
やっぱり優しすぎる爽
瑠衣の母親への攻撃について、若菜に報告する爽だったが「秋山には言わない」と言い出す。
秋山から聞いた「母による瑠衣の虐待の過去」の辛さを思いやり、秋山にも心配をかけたくない、という優しさから。
小汚くてヤバイ雰囲気の週刊誌編集部
心機一転、やってきた週刊誌編集部。
「オギノ」を名乗ると、早速、離婚したんでしょ?といじられる。
むさ苦しいおっさんたちと、「うわあ」な男性週刊誌の特集内容にゲンナリしつつも仕事に向き合う爽。
若菜親子と秋山一家がキャラクターショーでばったり
娘と一緒にデパート屋上のキャラクターショーに行った若菜は、秋山一家と会ってしまう。
秋山の妻・美和子が子供たちを見てくれている間、若菜は爽にしてきた瑠衣の仕打ちについて打ち明ける。
黙っていられないから、と。
「ギルティ〜鳴かぬ蛍が身を焦がす〜」26巻の見どころ
まさかの、秋山の息子である「蛍太」くん誘拐劇。
ああ、瑠衣はここまで堕ちてしまったんだ・・・と、わかってはいても衝撃を受ける内容でした。
もうこの件から手を引く、という乗り気じゃない寺嶋に無理やり命令して「実行」させた瑠衣のしつこさ。
子供を誘拐して、一体何をしたいのか、何をするつもりなのかは不明。
ただ、前回爽に母親の病院の件で出し抜かれたのが相当悔しいらしく、頭に血が上っている様子です。
いたいけな子供を「青い風船」で誘い出し、どうなるのか。
瑠衣の魂胆、そして秋山夫妻、若菜、爽、登場人物たちをすべて巻き込んでの大事件に発展の予感です。
26巻の結末と考察
ゆ、誘拐だとぉ〜〜〜〜!!
ゆ、許せん!瑠衣ぃ〜〜!!!
これまでの行動や言動も悪魔的なまでにひどいことばかりでしたが、これはさすがに「一線を越えた」出来事です。
「瑠衣は妹だから。俺しか味方がいないから」
と、爽にしてきた瑠衣のすべての悪事を見て見ぬふりしようとしてきた秋山ですが、ここに至って「自分の息子」の危険が迫り、父親として見逃すことはできないはず。
人って、自分や家族に危険が飛び火してこないかぎり、真剣になれないもんですよねー。
爽は秋山にとって「ただの過去の恋人」であって、蛍太くんは「実の息子」ですから、重みが違います。
次回、瑠衣の仕業だとわかった瞬間、秋山は絶対「瑠衣!息子になにかあったら、今度という今度は何があっても許さない!」と怒り狂いますよ、やっとですが。
若菜も今回、一緒にいて当事者になっているし、ようやっと全員 VS 瑠衣 + 寺嶋で話が進んでいきそう。
睦月はどちらかって言うと瑠衣の悪事に加担することについて、「もういいや」って気になっているし、なんでこんなことに手を貸しちゃったのかなあ。「最後のお願い」って感じだったのかな。
乗り気じゃないなら断ればいいのに。てか、犯罪者になっちゃったじゃん。誘拐は罪が重いぞ〜
子供ってちょっと目を離すとすぐにいなくなっちゃうから、こういうほんの一瞬の油断で本当にいなくなってしまうことってあるし、ちっちゃい子供がいる親御さんにとってはハラハラものかも。
これきっと、爽にもすぐ連絡がいって、警察も呼ぶだろうし、秋山ブチ切れで瑠衣に詰め寄る展開かな?
子供に危害が加えられそうな話って、フィクションでもなんだかいや〜な気分になりますよね・・・
瑠衣、一体何する気なのー!?
次回配信は4/30予定になっています。