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ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン ネタバレ感想 蝸牛くも

2018年4月1日

漫画「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」蝸牛くも(原作)栄田健人(作画)

本編が面白すぎて、つい買ってしまった漫画。

 

ゴブリンを殲滅するまで、彼の戦いは終わらない・・・ストイックなダークヒーロー・ゴブリンスレイヤーの前日譚となる物語。

弱小のモンスターながら、徒党を組むと村を壊滅させるほどの脅威となる凶悪な「ゴブリン」。

 

なぜ、彼は執拗なまでにゴブリン狩りにこだわるのか。

村を破壊され、愛する姉を無残な形で失った少年時代の「彼」が、プロの「ゴブリンスレイヤー」に成長していく「1年目」が描かれています。

こちらではあらすじと感想をご案内します。

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「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」のあらすじ

 

姉と一緒に暮らしていた少年の小さな村が、ある日ゴブリンの群れに襲われた。

一匹ずつなら弱い雑魚魔物ではあるが、多勢に無勢となると戦う手段を持たない村人たちはひとたまりもなかった。

優しくて美しかった姉は、弟を床下に隠して、自らはゴブリンの手にかかってしまう。

 

少年はその「一部始終」をすべて見ていた。

生き延びた彼は変わり果てた村を脱出し、「先生」に拾われる。

 

それから5年後・・・

ギルドに冒険者登録した青年は、「ゴブリン退治」のみを請け負い、フルフェイスの兜に素顔を隠しゴブリンの巣穴に向かう。

 

外伝の見どころ。まだ未熟なゴブリンスレイヤーと幼馴染の牛飼娘のなれそめ

 

心に大きな傷を背負いながら、孤独にひたすらゴブリン狩りに自分のすべてを賭けて生きるストイックな「彼」。

本編ではすでに熟練の「ゴブリンスレイヤー」として名を馳せていますが、外伝ではゴブリン狩りをまだスタートしたばかりです。

 

そのため、ゴブリンの習性を知らずに怪我をして毒にやられたり、罠にハマってしまったりと危うさを抱えながら戦い、一度経験したミスを二度と繰り返さず教訓として着実に成長していく姿がみられます。

 

RPGもそうですが、「冒険の最初」って地味に一番おもしろいんですよね。レベルアップして強くなりすぎてつまんなくなってくると、装備も知識もない初心者のころのドキドキ感や新鮮さがなつかしくなるような感覚。

ゴブリン狩りに対しては右に出るもののない「ゴブリンスレイヤー」ですが、それは彼が特別強いわけでも初期能力値が高かったわけでもなく、ひたすら「執念」によって強くなっていくところに醍醐味を感じます。

 

また、ゴブリンを殲滅することしか頭になく、一見、誰にも関心がなさそうな彼ですが「牛飼娘」という幼馴染の少女が帰りを待っていて、そこになごみます。

喧嘩別れした幼馴染との偶然の再会。彼の身を案じて待っていてくれる少女の存在。

ふたりの「馴れ初め」が見どころです。

 

「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」の感想

 

トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、ゴブリンスレイヤーが本当の「ゴブリンスレイヤー」になっていくのを見るのが面白い。

 

それにしても、「ゴブリン」という存在の醜悪なことと言ったら・・・子供程度の知能しかない弱い魔物なのに、集団になるととんでもない邪悪さを発揮する、まさにこの世にいてはならないもの。

彼から愛するものを奪ったゴブリンたちを、一匹残らず殲滅するという強い執念でゴブリン狩りを始めた彼には、普通の冒険者のようなお気楽さはありません。

 

ファンタジーの世界では「勇者になる!」的に夢とワクワクがあふれる冒険物語がはじまりますが、徹頭徹尾、このお話では「世界の行く末よりも、まずは身近にひそむ邪悪なゴブリン殲滅」が優先され、ゴブリンのえぐさと戦いのグロさが交互に描かれてます。

「彼」がなぜあれほどまでにゴブリン退治に執着するのか、そのわけはこの話を読めば一目瞭然なわけで見ようによっては「冷酷非情」にも見えるゴブリンスレイヤーの戦いっぷりにも納得がいきます。

 

ですので、読む人を選ぶ作品ではありますが「ゴブリンスレイヤー」の淡々とゴブリンを狩りつづける、ある意味職人にも通じるストイックさに惹かれるひとなら、一気読みしてまだ足りないくらいの魅力を感じるでしょう。

読む順番的には、最初に本編を読んで「もっとゴブスレさんのことを知りたい!」と思ったら外伝を読むといいです。

 

ゴブリンスレイヤー本編レビューはこちら

ゴブリンスレイヤー(漫画)最新巻までのネタバレへ

 

 

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