ジェノサイダーネタバレ結末

「ジェノサイダー」ネタバレ結末 第1話「前兆」秋吉宣宏

2017年7月1日

こちらでは、全4巻の漫画「ジェノサイダー」のあらすじやネタバレ結末、感想をまとめてご案内しております。

 

半グレ集団のチンピラ彼氏・ケイタの言いなりになる美しい女子大生・ナツミが、中年男の鉄男とメールで心の交流をした結果、鉄男の娘がケイタたちに襲われる。

その事件で、復讐の鬼、ダークヒーローに変身する鉄男の姿が描かれています。

作品:「ジェノサイダー」

原作:宮崎摩耶 漫画:秋吉宣宏

既刊:全4巻完結。

「ジェノサイダー」第1巻1話「前兆」あらすじとネタバレ

自分が下衆だという美しい少女

 

それはある事件が発生するまで、遡ること30日前ーー。

 

女子大生のナツミは、彼氏に人形のような、ひどい扱いを受けていた。

ナツミの肩には「般若」の彫り物が入っている。

 

「おはよう、ナツミちゃん」

ケータイで鉄男からのメッセージを見たナツミは、彼氏の乱暴さに対する愚痴と、自分にかかわらないほうがいいと返信で伝える。

下衆な私に、近寄らないほうがいい。

 

大学では、同級生たちに怖がられ陰口を言われているが、彼らの言うとおりで夜毎、ケイタのグループにつきあって、いろんなひどいことをしていた。

「おれら多分、社会の底辺生きてるわけでは、怖いもんとかなくね?実際」

ケイタは常に「スカッとする」ことを求め続け、その瞬間さえ楽しければあとはどうでもいい男だった。

 

彼女だからと言って、ケイタはナツミに優しいわけではない。

はけ口であり、美人局の手伝いをさせるただの所有物。

 

「つまんねぇブタ女だぜ!」

美しいナツミを、ブタ、と呼ぶ男。

 

美人局で稼ぐケイタ

 

ナツミは鉄男からのメッセージを読む。

「下衆って、どういうこと?」

「あたしが最低な人間だってこと」

 

ケイタたち半グレグループがいきがって、美人局で「ひと仕事」に行こう、というときにナツミはケータイに向き合う。

 

路地裏で酔ったサラリーマンに笑顔を向けると、あっさり釣れてしまった。

「お嬢ちゃんどうかな」

オドオドとしながらサラリーマンは尋ねてきた。

サラリーマンのリクエストにナツミは応えた。

 

そして触った瞬間、ケイタがサラリーマンの顔面に蹴りをいれた。

「コラ、おっさん。俺の女に何しちゃってんスか」

 

これから始まるのは、いつもどおりのこと。

ケイタは「俺の女」であるナツミに手出しをしたと因縁をつけて、サラリーマンからむしり取れるだけむしり取る。

こんなゲスな連中の手伝いをしている自分は「やっぱり下衆だ、わたし」とつぶやくナツミ。

 

中年男と女子高生の心の交流

 

でも鉄男は「下衆じゃないよ、ナツミちゃんは」といってくれる。

本当に最低な人間は、自分のことを最低だなんて言わないから、と。

 

ネットで知り合っただけの、お互いに顔も知らない関係。

それなのにナツミは鉄男に特別なものを感じていた。

 

娘がいる中年の鉄男もまた、「強くつながっている気がする」とナツミが気にかかる。

 

「ジェノサイダー」第1巻1話「前兆」の感想

 

不良の女になって、犯罪スレスレ(というか犯罪?)を手伝わされる女子大生のナツミ。

彼女自身はとくにそれを楽しんでいるというわけではなく、ただ流されるようにケイタの言うがままになっています。

 

ケイタは自分の言いなりになるナツミを「ブタ」と呼びながら都合よく扱っているだけで、愛情はない。

ナツミが彼のそばにいるのは「居場所がないから」という理由で、孤独でたまらない少女が拠り所にしているのが「鉄男」からのメッセージ。

 

常にケータイを手放さす、鉄男からの返事を待っているナツミがかわいいです。

中年男の鉄男は、自分の娘と同じ年頃だという少女のさみしげな言葉に放っておけない感じで、心に響くメッセージを送り続けます。

 

次の話では、ナツミの家庭環境がわかります。

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