ヒューマン漫画

炎上SNS地獄~イイね!が欲しくてたまらない~ネタバレ感想

2018年8月17日

キラキラ輝くばかりではない、SNSがもたらす闇の炎上物語。

SNSのダークな短編漫画集「炎上SNS地獄~イイね!が欲しくてたまらない~」は、SNSのせいで破滅の淵に追いやられる女たちの姿を描いたお話です。

 

こちらでは盗作の疑いをかけられてネットでバッシングを受ける女性作家を描いた第1話目の「SNSの陰湿な罠(井出智香恵作)」のあらすじと感想をご案内します。

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「炎上SNS地獄」第1話・SNSの陰湿な罠のあらすじ

 

新人作家のかれんは新人賞をもらい、作家生活は順風満帆だった。

だが、ハウスキーパーの高村ふみから「先生が盗作の疑いをかけられてネット炎上している」と教えられて事件が始まった。

 

それは海外のイラストレーター・ジュリアスの作品をかれんが盗作しているのだという「管理人Z」による検証サイトによるもので、あたかも盗作によって受賞したかのような印象操作がされていたのだった。

 

そんなことは身に覚えがないかれんは、叔母の山本久美子や出版社の増田に「気にしないように」と励まされるが、実家の母親の店まで「盗作作家を育てた親」として営業妨害が起こってしまう。

ネットで個人情報を掘り起こされ、止まらない炎上を見ているしかできないかれんは、自分のそばに「裏切り者」がいることに気づき・・・

 

第1話の感想

 

タイトルから「自撮りでSNSに命かけてるキラキラ系のヒロインかなー」と思っていましたが真逆で、どちらかというとSNSなんか普段関係なく生きているのに、ネット炎上を仕掛けられて巻き込まれてしまった女性、という内容になっていました。

「嫉妬」というのはおそろしいもので、表面上は味方のフリをしてニコニコしていても、腹の中では虎視眈々と憎む相手を貶める機会を狙っていたという。

 

成功しつつある新人作家、という地位を得たかれんをねたんでSNSや掲示板を利用して叩き潰してやろう、という陰湿な女の話でした。

ネット炎上が怖いのは、本人だけじゃなくて身内まで特定されて被害を受けることですね。

 

この作品のかれんは母親にまで被害がおよんで頭にきて、見事に逆襲を果たしています。

こうした被害はなかなか反論しようとしても効果が薄かったり、逆効果になってしまいがちですが、本気になれば自分をつぶそうとした相手を見つけてやり返すこともできる、といういい例になっていてスカッとしたラストでした。

 

SNSで悪口を書き込んでも匿名だから大丈夫、というのは間違っていて、根拠のない中傷を繰り返していればそれなりのしっぺ返しと代償を払わされますよ、という教訓が感じられます。

 

なお、「炎上SNS地獄~イイね!が欲しくてたまらない~」は、フォロワー20万人超えのインスタの女王・ヒカルのスター転落「嘘つきは炎上の始まり」と、親切のつもりで教えた情報のせいでストーカー男に襲われる「インスタOLの罪と罰」が収録されています。

 

バラ売りと合本版がありますので、気になる物語から読むもよし、合本版もお得になっていますよ〜

 

インスタ映えに夢中になってネットの恐怖を味わうOL

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