ヒューマン漫画

江戸モアゼル ネタバレ感想 キリエ作

2018年5月7日

江戸の吉原の仙夏花魁こと、お仙とその仲間たちが、いきなり平成にタイムスリップ!・

抱腹絶倒のギャグ漫画「江戸モアゼル(全3巻完結)」は、しょうゆ顔の花魁一行が時代のギャップに戸惑いながらも馴染んでいくお話です。

 

吉原でつちかったスキルを駆使して、コンビニバイトにメイドカフェなどたくましく生きぬく花魁たちが面白い! 浮世絵風の絵柄と現代のミスマッチで笑かしてくれます。

お話は基本的に、1話ごとにストーリーが収束するスタイルになっています。

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「江戸モアゼル」のあらすじ

 

まげに花魁かんざしをさし、あでやかな着物のうえに、なぜかジャージを羽織ってコンビニで働く奇妙な女。

 

もとはと言えば、花のお江戸は吉原で女郎として働いていた仙夏花魁は、新人女郎の寿乃が足抜けしようとした騒ぎに巻き込まれ、気がついたら見たこともない近代的な・・・『平成』にタイムスリップしてしまった。

 

お仙、寿乃、平吉は百年先の未来だと知るが戻る手段もなく、運良くコンビニオーナーに仕事と住まいを世話してもらい、新しい時代になじもうと努力しはじめた。

 

珍妙な格好をしている3人を見て、若者たちが小さな板切れを向けて「しゃめ」と言う姿。(注:スマホの写メ)

平吉は平吉で商売をはじめようとしただけで、「警察に職質」され落ち込む。

 

女郎が嫌で逃げ出した寿乃は案外、平成の世にすんなりとなじんで喜々としてメイドカフェで働く。

 

女郎暮らしが長いお仙は、しばしばトンチンカンな行動をしてコンビニの先輩・蔵地に怒られたりもするが・・・

 

「江戸モアゼル」の感想

 

いやあ〜とにかくですね、おもしろいんですよ、この作品!

なんですが、その面白さを文字で伝えようとしてもなかなか伝えられない・・・『読んでください』って感じ。

 

花魁として女郎スキルを身に着けたお仙は、フツーのバイトなのにしなをつくって「また来なんし」と、無駄にあだっぽい接客で鼻血ブーにさせてしまったり。

スマホを「呪いの札」と恐れて「しゃめ」されるたびに「呪われる!」と怖がったり。

一生懸命なのに、その一生懸命さが江戸時代的(!?)だからこそ笑える、というどツボにハマったら笑いが止まらない系のギャグなんです。

周囲の人たちは「時代劇ごっこのコスプレが好きな変なひと」扱いしているわけで、そういうキャラなのか・・・と内心引いているのもおもしろい。

 

あと、地味に平吉がお約束のように「職質」→「連行」されていく流れも何度見ても笑えます。

 

なんでこんなにおもしろいんだろう、と考えてみるとお仙をはじめとして寿乃も平吉も、超マイペースで「江戸時代」のころのまんまで平成を生きてるから。

寿乃は中途半端に平成になじんでいるので、時折でる江戸チックな(めちゃくちゃ字が達筆だったり)部分のギャップにやられます。

 

お仙がすごく魅力的で(目元のホクロがチャームポイント)、職業柄、現代で無駄な色香を発揮するあたり、なんだかんだで「女郎」という仕事に誇りをもっていたんだなと感じます。

花魁言葉って、なんかイイですよね・・・「わっち」「〜なんし」みたいな。

 

蔵地ともいい雰囲気になっていきますが、それは読んでのお楽しみ♡

 

『とにかく、何も考えずに笑えるものが読みたい』

と思ったら、イチオシの作品です!!

 

 

 

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