ホラー・サスペンス漫画

漫画「旦那抹消~私の未来に夫は必要ないだけ~」ネタバレ感想

2018年2月14日

外面だけはいいDV夫の虐待、浮気相手に子供ができたから別れろ、と迫るクズ夫・・・

上田俊衣先生の漫画「旦那抹消~私の未来に夫は必要ないだけ~」は、どうしようもない夫に人生を破壊された妻たちが集まる交流サイト「おりがみはうす」を中心としたオムニバス形式の作品です。

 

苦しめられ続けてきた妻たちの出した答えは「夫はもう不要」。

第一話はそんな虐待されてきたふたりの妻たちの、怒りと逆襲の物語です。

旦那抹消の第一話「桃ミンツ」のあらすじ

 

タワマンに暮らすふたりの主婦たち。

ひとりは浅野綾。会社員の夫・瑛一と5歳になる息子と引っ越してきたばかり。

もうひとりは名前も知らない、いかにも「奥様」な上品で綺麗な女性。綾は彼女のことが気になっていた。

 

同じタワマンに暮らしているという以外に接点は何もないはずのふたりだったが、夫に不満を持つ妻たちの交流サイト「おりがみはうす」で偶然にも同じハンドルネーム「桃ミンツ」を名乗り、お互いの投稿を読んでいた。

 

綾は、自分の妊娠中に夫が浮気してショックでお腹の子が流れて以来、「夫の存在の抹消」を望んでいた。

もうひとりの女性はミュージシャンの夫による執拗なDVでボロボロにされ、日々夫が消えてくれることを祈り続けていた。

 

ある日、掲示板の投稿を見て、綾はもうひとりの「桃ミンツ」とリアルで出会う。

夫に虐げられ、追い詰められていたふたりは「夫を抹消するための計画」を実行する。

 

旦那抹消の感想

 

非常に鮮やかな逆襲の物語。

夫たちがクズすぎて、本当にひどいし同情の余地ナシ。

平然と浮気した挙句、妻を捨てようとする夫やら、外では有名なミュージシャンで妻をDVでボロボロにする夫。誰にもバレないように、見えない部分だけアザだらけにする、という陰湿さ。

 

ふたりの「桃ミンツ」が力を合わせて「夫の抹消計画」を実行し、すごくスキーッとしました。

虐げられた妻たちの怨念?交流サイト「おりがみはうす」の投稿内容も、じつはすごいです。(ここには書けないくらい!)

 

日頃夫に不満が溜まっている女性が読んだら、めちゃくちゃ感情移入できそう(笑)

男性であれば、心臓に悪いので読まないほうがいいと思います。

 

あと、この手の物語って女ふたりが揉めそうな気がするんですが、最後まで手に手を取り合って「共犯者」として仲良く終わっていたので、これもいいなあと思えました。

どちらも同じ苦しみを味わってきたからこそ、本名すら知らないのに分かり合えたのかもしれませんね。

 

ラストでわかる「おりがみはうす」の目的

 

この「桃ミンツ」編のほかに、収録作があるのでざっくりご案内しておきます。

 

第2話「ミツバチの女王」:異常性癖のある義理の父に苦しめられる母が「おりがみはうす」に投稿する内容を見て、娘たちが義父を自滅させるための「罠」を仕掛ける。

第3話「おりがみはうす管理人」:「おりがみはうす」を作った理由が明かされる。出世目当てで地味な社長の娘と結婚した男は、会社を乗っ取るために妻の命を狙っていた。それを知った妻は夫の人生を破滅させるために「ネットの力」を利用する。

 

ですごく凝っていてキレイだし、ストーリーもオムニバス形式でよくまとまっていました。

最初はそれほど期待してなかったんですが、「掘り出し物」作品って感じ。

 

「おりがみはうす」管理人が1年間、サイトで「夫を憎む女性を集めてきた理由」、気になりますよね?

最後まで読むと「ああ、そういうことだったんだ!」とわかります。

 

世の旦那さま方・・・おとなしいからと妻を甘くみて好き放題すると、こんなふうに「抹消」されちゃうかも・・・よ?

 

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