ヒューマン漫画

ぼくらは妻を愛してる(漫画)ネタバレ感想 本田恵子

2018年2月3日

本田恵子先生の漫画「ぼくらは妻を愛してる」は、「5人の愛妻家」おじさんたちを主人公にした異色の作品。

下着メーカーに勤務する彼らが抜擢された新プロジェクトを通して、問題を抱えるそれぞれの家庭で「本当の夫婦愛」を模索していく素敵な内容です。

 

「何歳になっても愛されたい妻」に贈るランジェリーとは?

まず、5人の主役たちからご紹介したいと思います。

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登場する主役・5人の愛妻家たち

 

登場人物が多すぎるので、物語をご紹介する前に主役たちの情報を頭にインプットしてから読むとわかりやすいです。

5人は同じ下着メーカーに勤務する社員です。

 

近山 隼人:28歳、独身で婚約者・理歩子がいる。理歩子の弟・崇太は目の上のタンコブ的存在。将来結婚したら「愛妻家になれる」と自認している。

折笠 守:40歳、一軒家で妻・早紀と中学生の一人娘・望と暮らす。2年前に一度だけ浮気をしてしまい、それ以来妻とは冷戦中。妻はアルコール依存症におちいり、精神を病みつつある。

柿崎 恭史郎:30歳、妻・碧と生まれたばかりの息子・恭介がいる。妻とは社内結婚で大恋愛だったが、息子に夢中になっている。「パパ」と呼ばれることにまだ慣れない。

井村 幸輔:45歳、京都に妻・綾子と子供たちを残して東京で単身赴任中。美しかった妻は40代になり容貌が衰えてきたことを気にしている。

塩野 正和:58歳、やもめ。15年前に妻・美砂子を事故で亡くし、以来、妻の声真似がうまいセキセイインコのぴい子と暮らす。

 

「ぼくらは妻を愛してる」のあらすじ

 

老舗下着メーカー「フェリーチェ」で新プロジェクトが発動。

既婚女性をターゲットとしたランジェリーを開発するチームに抜擢された5人の男性社員たち。

 

抜擢の理由は「愛妻家」であること。社内アンケートで「自分は愛妻家である」と答えたことを理由に集められたのだった。

愛妻家を自認する男たちなら、妻に着てもらいたいランジェリーもつくれるはず・・・

 

かくして「アイサイプロジェクト」がスタートし、マネージャーである望月ななみを筆頭に「妻に贈りたい下着」の開発に着手した。

妻を深く愛する自分たちであれば、このプロジェクトを通して妻への理解を深めることができる!

 

ななみに率いられたチームは、「女性のランジェリーに対する思い」を少しずつ理解していくが・・・

 

「ぼくらは妻を愛してる」の感想

 

恋愛マンガの名手・本田恵子先生の作品とあって、絵はかわいくてキレイだし、なかなかいない「愛妻家男性集団」という変わった主人公たちなのに、グイグイ引き込まれていきました。

5人の愛妻家たちは「妻との距離」に悩んでおり、理想のランジェリーづくりを通して、妻との関係修復を果たしていきます。

 

印象に残ったのは、井村幸輔の妻・綾子のエピソードです。

もともと美人で美しさこそが夫に愛される理由だと強く思っていた綾子は、年齢に逆らえずに老いていく自分の美貌に怯え、シワやシミで夫の愛を失ってしまうと無理な整形手術をしてしまうほど追い詰められていたこと。

 

中年以降の女性なら、すごく共感してしまうのではないでしょうか。日に日に、鏡を見てたるんだお腹周りだったり、目尻のシワが気になったりと加齢による外見の変化からは逃れられませんから・・・

 

夫である幸輔の「年齢なんか関係なく、愛している」という思いが伝わって、本当にほんわかしました。

妻にとって大事なのは「夫から変わらず愛されている」という確信なんですよね。

 

あと、インコちゃんを飼っているやもめのおじさま・塩野正和も亡き妻へのあふれる愛情でウルウルしちゃいます。

プロジェクト成功後、中東編?に入り話が大きくなっていきますが、全3巻なので短すぎず、長すぎず、ちょうどよく読めますよ〜。

 

 

 

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