『プロミス・シンデレラ』本編から半年後、の早梅と壱成の日常を描く公式スピンオフ!
橘オレコ先生の漫画「#バツイチアラサー女子と男子高校生」は、壱成視点で「オレに夢中にさせたい!」と早梅が好きで好きでたまらない高校男子のムズキュンなストーリー。
なお、半年経ってもふたりはあのまんま(笑)
くっつきそうでくっつかない、かわいいカップルの尊みが味わえる作品です。
「#バツイチアラサー女子と男子高校生」のあらすじ
半年前、不倫した旦那と離婚したバツイチアラサー女・早梅を拾ってやり、同居しつつ、もんもんとしている壱成。
学校では相変わらず「高級旅館の令息で金持ちなイケメン」として女子にモテるものの、壱成は一切キョーミなし。
なぜって・・・壱成の気持ちは、
『バツイチアラサー女(早梅)をオトしたい!』
という甘酸っぱい思いでいっぱいだから。
鈍感で、ぜんぜん自分の気持ちになんて気づいてくれすらしない早梅。
だけど、みんなと違って「中身」をちゃんと見ていてくれる早梅。
なんとかして、早梅を自分に惚れさせるためにあの手この手でがんばる壱成だったが・・・
『プロミス・シンデレラ』の半年後の設定
本編まだ終わってないのに、いきなり半年後!?
って、思ったスピンオフでしたが半年たっても未だに壱成はツンデレ爆進中だし、早梅は早梅でマイペースすぎて壱成のラブに気づかずスルーしつづける。
でも、最初のトガッたところがだいぶ丸くなっていて、壱成のツンがかわいく見えてきます。
好き!ってそこそこ自覚できているのに、自分で「こいつを好きなわけじゃない!」と言いわけしつつ、早梅の気を引こうと必死にがんばる男子高校生のツンデレ尊い。
心底惚れて、早梅が何やっても「可愛い可愛い可愛い」になっちゃっている壱成が、あまりにも微笑ましくて応援せずにはいられない内容です。
壱成のツンデレが尊い&ムズキュンなふたり
昨今の恋愛漫画は「くっつくのはえーよ」的に数ページで怒涛のスピードロマンス展開多いですけれども、やっぱり、恋愛の王道ってこういう「じれったくてたまらない」感じだと思うし、このほうがいいですねえ。
思いを伝えたいのに、恥ずかしくて簡単に伝えられない男の恋心。
見ているとあまりに歯がゆく感じられますが、こういう日常こそが本当に癒やされるし、素敵です。
壱成の気持ちを知ってしまうと、早梅がなんで気づかないのかなーって思いますが、二人の年齢差を考えたらやはり最初から「恋愛対象外」ってのが普通の感覚だし、早梅もなんだかんだ大人だし。
早梅は旦那との離婚の心の傷もあるわけで、本編では壱成の不仲の兄である成吾との絡みも出てきたりと、何かと心騒がせられる出来事ばかりですし。
早梅にとって壱成はまだ「年下の生意気なボンボン高校生」でしかないのかな。
どっちかって言うと、天然、って気もするケド・・・
「#バツイチアラサー女子と男子高校生」の感想
橘オレコ先生の絵が綺麗で、話が進むごとにキャラがどんどんかわゆく見えてくるんですけど。
壱成の一途さだとかツンデレ具合が絶妙で、こんなかわいいイケメンに言い寄られる早梅が羨ましすぎですね。
ふたりがもしカップルになれたら、壱成ってめちゃくちゃ早梅にベタ惚れで大事にしそう(笑)
『早梅、早く壱成の気持ちに気づいてあげて〜〜〜!!』
って思いつつ、壱成の微笑ましいアタックをニヨニヨしながら楽しめる作品ですよ〜