君は綺麗なアヒルの子

君は綺麗なアヒルの子 4巻のネタバレ感想 タナカトモ

2018年9月17日

「顔」に翻弄されつづけるヒロイン・芹に最大のピンチが!

タナカトモ先生の漫画「君は綺麗なアヒルの子」第4巻では、少しずつ前向きになり人生がうまくいきかけていた芹に対して冷水を浴びせる形で、誘花の復讐がはじまります。

 

芹が好きになった先輩・柳木に嘘を吹き込み、目の前で奪う誘花の策略。

顔の秘密の暴露によって、やっと手に入れたささやかな居場所までもなくなってしまう芹に手を差し伸べてくれたのは誰なのか。

 

佳境に入る物語に目が話せない展開です!

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「君は綺麗なアヒルの子」第4巻のネタバレ

 

久しぶりに誘花と会って喜ぶ芹。

綺麗になる努力をして柳木とも距離を縮めていた芹を見て、誘花は「ある決断」をした。

 

柳木に近づき、「芹が柳木さんを好きなので、親友として本の知識が豊富な自分が好きな作家の情報を教えていた」と嘘をつく。

誘花の嘘を信じ、芹が裏でコソコソ企む人間だと好意が下がった柳木に、さらに誘花は「好き」と告白して彼の心をつかんでしまう。

 

誘花と柳木の交際を知って愕然とする芹に追い打ちをかけるように、大学構内で「過去のブスだった芹の顔写真と整形疑惑」のビラがまかれる。

騒然とする大学で青ざめた芹は・・・

 

「作り物の顔に騙された馬鹿な男」と柳木を見下す誘花

 

女ってこわっ、と思えてしまう、芹が柳木をうまくまるめこんでしまったシーン。

 

しかも、「以前からこの男が嫌いだった」と、顔の皮一枚で「好き」だと言ってくる柳木を心底軽蔑しています。

 

事故当時の、見るに堪えないグチャグチャの顔を石田が整形して「誰が見ても美女」の顔に生まれ変わった誘花にとって、表面上の美しさだけを見て寄ってくる男はみんなクズ。

外側が変われば、中身の評価も変わる、という誘花の言葉には説得力があります。

 

ブスだったときの芹に親切であっても「気になる女性」にはならなかったし、美人になったあとだから「好き」という感情も芽生えてきて「いい子だ」と中身まで良く感じられる。

 

嫌な話ですが、「真実」でもあるんですよねぇ。

柳木くんが「芹の本当の顔」を知って、どう思ったのかがまだ描かれていませんが、その態度次第で今後の展開が変わりそうです。

 

 

第4巻の感想

 

誘花が考えた「芹への復讐」は単純なもので、自分が味わってきた苦痛(=整形の痛みと苦しみ)を味わわせ、手に入れた遺産を使わせてすっからかんにした挙げ句に、「美しさ」によって変わった生活を奪う、というもの。

 

綺麗になって、芹は周囲の態度がやさしいものに変わり、友達ができたり好きな男性もできて、昔とは比べものにならない人生になっています。

 

ですが、「手に入れた幸せ」を失うのは怖いもの。

誘花は「幸せな芹をどん底へ突き落とす」ことで、破滅と絶望を味わわせる計画をたてていたわけです。

 

でもどうせなら、芹が柳木くんとつきあって「最高に幸せ!」と思ったあとのほうが、復讐効果は高かったんじゃないかなー、とは思いました。

 

石田はいい子すぎる芹に復讐をするのは嫌だ、と思っていて繰り返し「自分を慕う人間を裏切って後悔しないのか」と誘花に尋ねていました。

誘花の意思は固く、石田が使いものにならないなら自分で勝手にやる、と実行してしまいましたが。

 

芹はどちらかというと鈍感なタイプですが、さすがに誘花と石田に対して「違和感」を感じ始めていて、石田の年齢がおかしいだとか、ときおり見せる誘花の表情にゾクッとするものがあり「何かが変」とわかっていました。

 

「誘花は一番の親友で大好き」「石田先生は人生を変えてくれた恩人」

 

二人の恩人を心から慕う芹と、復讐心でドロッドロになっている誘花との対比が見事です。

 

顔がキレイになっても、中身が腐ってたら人生つまらないのよ、ってなかなか刺さるセリフですね。

 

なお、つぎの5巻が最終巻で2018年の冬に発売予定になっています。

真実が明らかになったとき、芹と誘花の関係がどうなるのか。つづく!

 

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